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キャリアコーチになるには?仕事内容や未経験からのなり方・資格・費用・収入を解説

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キャリアコーチになるには?仕事内容や未経験からのなり方・資格・費用・収入を解説

キャリアコーチになりたくても、資格が必要なのか、未経験でも目指せるのか、いくらかかるのかが分からず、一歩を踏み出せない人は多くいます。

結論から言うと、キャリアコーチになるために資格は必須ではありません。ただし、名乗るだけでは仕事になりにくく、学び方と実績の作り方で結果が分かれます。

そこでこの記事では、5つのルート、資格の違い、費用と期間、収入の考え方などを解説します。

目次
  1. キャリアコーチとは|キャリアコンサルタント・転職エージェントとの違い
  2. キャリアコーチになる方法|5つのルートを費用・期間・向く人で比較
  3. キャリアコーチに資格は必要?民間資格と国家資格の違い
  4. キャリアコーチになるための費用と期間の目安
  5. キャリアコーチの収入はどう決まる?
  6. キャリアコーチに必要なスキル
  7. キャリアコーチに向いている人の特徴
  8. キャリアコーチに向いていない人の特徴
  9. 未経験からキャリアコーチになるロードマップ|最初の1人を迎えるまでの5ステップ
  10. まずは、学びの場の雰囲気を確かめてみる
  11. キャリアコーチを目指すときの注意点
  12. キャリアコーチになるには|よくある質問
  13. まとめ|キャリアコーチになるには、ルート選びと実績づくりが重要
  14. ポジウィルコーチングスクールで、キャリアコーチへの一歩を踏み出しませんか

キャリアコーチとは|キャリアコンサルタント・転職エージェントとの違い

キャリアコーチとは、働き方や進路に悩む人と対話し、本人が自分で答えを見つけて行動できるよう支える仕事です。まずは仕事の中身と、似た職種との違いを整理します。

キャリアコーチの仕事内容

キャリアコーチの仕事は、相談者が自分の考えを整理し、次の行動を決めるまで伴走することです。セッションは、おおむね4つの流れで進みます。

まず現状を聴き、次に対話を通じて本人の価値観や考えを言葉にします。そして行動の計画を一緒に作り、次回までの実践を振り返りましょう。この繰り返しで、相談者は少しずつ自分で決められるようになります。

ここで大切なのは、コーチが答えを教えないことです。助言よりも傾聴と質問を軸にして、相手の中にある答えを引き出しましょう。

また、相談者の話を否定せず、安心して話せる場をつくることも重要な役割です。

セッションの具体的な進め方は、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:コーチングのやり方とは?人を動かす4つのスキルと進め方をわかりやすく解説

キャリアコンサルタント、転職エージェント、カウンセラーとの違い

似た名前の職種は、役割も資格も料金の仕組みも異なります。下の表で違いを整理しました。

職種

主な役割

資格

料金を負担する人

向く場面

キャリアコーチ

本人が答えを見つけ、行動するまで伴走する

必須ではない(民間資格あり)

相談者が中心

進路や働き方を深く考えたいとき

キャリアコンサルタント

キャリアに関する相談と助言を行う

国家資格

所属先による

制度や窓口を使って相談したいとき

転職エージェント

求人の紹介と転職活動を支援する

資格は不要

企業が負担し、求職者は無料

転職先を探したいとき

カウンセラー(心理)

心の悩みや不調に対応する

種類による

所属先による

気持ちの不調が大きいとき

表のとおり、キャリアコーチは答えを出す人ではなく、答えを見つける過程に伴走する人です。転職先の紹介が主な目的なら転職エージェント、心の不調が大きいならカウンセラーが適しています。

キャリアコーチになる方法|5つのルートを費用・期間・向く人で比較

キャリアコーチになる道は、大きく5つあります。どれが正解ということはなく、今の立場と目的によって選び方が変わります。まず、比較表で全体像をつかみましょう。

ルート

費用の目安

期間の目安

向く人

注意点

①スクールで学ぶ

数十万円規模

約2か月〜数か月

基礎から体系的に学びたい人

スクールにより質に差がある

②副業で実績を作る

数十万円規模

実績が出るまで数か月〜

本業を続けたい人

集客を自分で行う必要がある

③人材・キャリア支援の会社に転職する

学ぶ費用は不要

入社後すぐ関われる

実務を積みながら働きたい人

営業や求人紹介が中心の会社もある

④企業の人事・人材開発で経験を積む

学ぶ費用は不要

配属や異動による

今の会社で関わりたい人

配属を自分で決められない

⑤資格から始める

資格により異なる

資格により異なる

信頼の材料を先に整えたい人

資格だけでは仕事にならない

この表で、自分の状況に近い行を探してください。複数のルートを組み合わせる人も多くいます。たとえば、スクールで学びながら副業で実績を作る道は、最も一般的な組み合わせです。

①スクールでコーチングを学ぶ

スクールは、コーチングの基礎から実践までを、決まったカリキュラムで学べるルートです。

独学では難しい、実際の対話の練習とフィードバックを得られる点が強みです。反対に、費用がかかり、スクールによって内容と質に差があります。

選ぶときは、講義の中に実践練習がどれだけあるか、卒業後にどんな活躍の場があるかを確認しましょう。実績ゼロから始める人にとって、学ぶ場と練習相手を同時に得られる点は大きな利点です。

また、同じ志を持つ受講生とつながれるため、卒業後も情報を交換できます。

ただし、通うだけで仕事が決まるわけではありません。学んだ内容を、実際の相談者に試す段階まで見通して選びましょう。

②副業で実績を作る

副業は、今の仕事を続けたまま、コーチとしての実績を積めるルートです。

収入源を手放さずに始められるため、金銭的なリスクが小さい点が魅力です。

一方で、集客から契約、セッションまでをすべて自分で行います。

そのため、スキルを学んだうえで、友人や知人への無料セッションから始めましょう。会社員の場合は、就業規則で副業が認められているかを先に確認してください。

また、最初から高い料金を設定せず、感想や改善点をもらいながら進めると、無理なく続けられます。実績が増えるほど、紹介や口コミでの集客も見込めます。

1人目の相談者が見つかるまでの道筋は、後の章で詳しく解説します。

始め方と収入の詳細は、以下の記事をご覧ください。

関連記事:コーチングは副業になる?未経験からの始め方と収入相場

③人材・キャリア支援の会社に転職する

人材紹介会社やキャリア支援の会社に転職すると、仕事として相談者に向き合う経験を積めます。

未経験でも応募できる求人があり、学びと収入を両立しやすい点が利点です。

ただし、会社によって業務の中身は大きく異なるため、確認が必要です。求人紹介や営業が中心で、じっくり対話する時間が少ない会社もあるので、注意してください。

応募前に、1人あたりの面談時間、研修の有無、評価の基準を確認しましょう。求人票の表現だけで判断せず、面接で現場の働き方を質問してください。

また、入社後に任される業務の割合も、事前に確かめておきましょう。対話の経験を積むことが目的なら、研修や面談の時間が確保されている会社が適しています。

経験を積んだあとに、独立や副業へ進む人もいます。

④企業の人事・人材開発で経験を積む

企業の人事や人材開発部門では、社員のキャリア面談や研修を通じて、キャリア支援に関われます。転職せずに、今の会社で経験を積める点が最大の利点です。

面談の機会が多い職場では、傾聴と質問の実践を重ねられます。一方で、配属や異動は会社が決めるため、自分の希望だけでは進められません。

そこで、まず社内のキャリア面談や研修の担当に手を挙げましょう。また、社外でスクールに通い、学んだことを社内で試す道も有効です。

社内の面談でうまくいかなかった場面を記録しておくと、学びの課題が明確になります。人事の立場は、相談者の評価に関わるため、役割の線引きも先に決めておきましょう。

この点は、社外のコーチとの大きな違いです。

⑤資格から始める

資格から始めるルートは、信頼の材料を先に整えたい人に向いています。資格を持つと、名乗る根拠が明確になり、相談者への説明がしやすくなります。

ただし、資格だけでは相談者は集まりません。取得後に、実績をどう作るかまで考えておきましょう。また、資格の種類によって、取得の条件も費用も大きく異なります。

たとえば、すでに別の分野で実績がある人が、資格で専門性を補強する使い方は有効です。反対に、実績も学びもない状態で資格だけを先に取ると、費用と時間が先行してしまいます。

そのため、資格は、学びと実績づくりの流れの中に位置づけて選びましょう。取得までに必要な学習の時間も、事前に確認しておくと安心です。

キャリアコーチに資格は必要?民間資格と国家資格の違い

結論として、キャリアコーチを名乗るために資格は必須ではありません。ただし、信頼の材料としては有効です。資格の種類と選び方を整理しましょう。

資格がなくても名乗れる理由と、注意点

キャリアコーチは、名乗るために免許や登録が必要な職業ではありません。そのため、資格がなくても、今日から名乗ることはできます。

ただし、名乗れることと、仕事として成り立つことは別の話です。相談者は、そのコーチに任せてよいかを、実績や学びの背景から判断します。

資格がない場合は、どこで何を学び、どんな経験を積んだかを、自分の言葉で説明しましょう。反対に、資格を持っていても、実践の経験がなければ信頼は得られません。

資格は、あくまで信頼を支える材料の1つです。資格がない場合も、学びと実践を積み重ねれば、信頼は少しずつ育ちます。

資格の種類と比較

主な資格を、運営団体と取得条件で比較します。

資格

運営

取得条件

試験

更新

向く人

ICF認定コーチ(ACC・PCC・MCC)

国際コーチング連盟

認定プログラムの受講時間と、コーチング実績の時間が必要。ACCは受講60時間以上・実績100時間以上が目安

試験と評価あり

3年ごとに継続教育

国際的に通用する認定を目指す人

JCF認定コーチ

日本コーチ連盟

会員であることと、所定の講座の修了

学科と実技

2年ごと

国内の団体で認定を得たい人

生涯学習開発財団 認定コーチ

生涯学習開発財団

受験対象は、特定のスクールの受講者・卒業生

あり

有効期間は2年

対象のスクールで学ぶ人

キャリアコンサルタント

国家資格(厚生労働省所管)

認定講習の修了、実務経験3年以上、技能検定の合格のいずれか

学科と実技(論述・面接)

5年ごと

公的機関や企業の現場で相談に関わりたい人

キャリアコンサルティング技能士

国家検定(1級・2級)

実務経験の年数などの条件

学科と実技

不要

専門性をさらに高めたい人

LCW認定ライフコーチ

民間スクール

所定のプログラムの修了など

あり

不明

同スクールで学ぶ人

表のとおり、国際的な認定を目指すならICF、国内の団体ならJCF、公的な相談の場で働くならキャリアコンサルタントが基本の選択肢です。どの資格も、取得の条件に学習時間や実務の経験が含まれます。そのため、取得までの期間を、受講と実績づくりの両方を含めて見積もりましょう。

国家資格キャリアコンサルタントとコーチング資格の選び方

どちらを先に取るかは、働きたい場所で決まります。

ハローワークや大学、企業の相談窓口など、公的な場や組織の中で相談に関わるなら、キャリアコンサルタントが適しています。国家資格として登録され、働ける場の幅が広がるためです。

一方で、個人で相談者を募り、対話を通じて行動を支えたいなら、コーチングの学びと認定を選びましょう。ただし、両方を併せ持つ人も多くいます。

どちらの資格も、取得後に実践の経験を積むことが前提です。まず自分が働きたい場所を決めてから、必要な資格を選んでください。

たとえば、将来は企業の相談窓口で働きたいのか、個人のコーチとして独立したいのかを書き出してみると、判断しやすくなります。

質のばらつきに注意|資格ビジネスを見分ける3つの視点

民間資格やスクールは、内容と質にばらつきがあります。学び始める前に、次の3つの視点で確認しましょう。どれも、特定の団体の評価ではなく、選ぶときの共通の基準です。

実践練習の量

講義の何割が、実際の対話の練習に使われるかを確認します。知識の説明だけでは、コーチングの力はつきません。ロールプレイングの時間が多いスクールは、実践力を伸ばしやすくなります。

フィードバックの有無

練習のあとに、経験のあるコーチから具体的な指摘を受けられるかを確認します。練習だけを重ねても、癖に気づけません。フィードバックの回数と質が、上達の速さを左右します。

卒業後の活躍の場

卒業後に、実績を積む機会があるかを確認します。たとえば、コミュニティ、業務の紹介、継続的な学びの場です。資格を取って終わりの仕組みでは、最初の1人が見つかりません。

キャリアコーチになるための費用と期間の目安

キャリアコーチになる費用と期間は、選ぶルートで大きく変わります。ここでは、学ぶ費用、負担を軽くする方法、開業後にかかる費用に分けて整理します。

項目

費用の目安

期間の目安

備考

コーチングスクール

数十万円

数ヶ月

一括払いのほか、分割払いあり

キャリアコンサルタント

受験料に加え、認定講習を受ける場合は受講費用

受験資格の取得方法による

5年ごとの更新あり

ICF認定コーチ

申請や試験の費用に加え、認定プログラムの受講費用

受講時間と実績時間の達成まで

実績時間の確保が必要

表のとおり、学ぶ費用はルートごとに大きく異なります。総額だけでなく、何が含まれているかを比べましょう。

学ぶ費用の内訳

学ぶ費用は、主に3つに分かれます。それぞれの特徴を確認しましょう。

スクールの受講料

コーチングを体系的に学ぶ場合の中心となる費用です。受講料のほかに、入会金や教材費がかかるスクールもあります。比較するときは、総額と、講義の回数、実践練習の量を並べて見ましょう。

資格の受験料・申請料

資格を取る場合にかかる費用です。受験料のほかに、認定講習の受講費や、更新のための費用がかかる資格もあります。取得後の更新まで含めて、負担を見積もりましょう。

書籍・講座などの学び直し

スクールや資格のほかに、書籍やオンライン講座で学ぶ費用です。1つあたりは小さくても、積み重なると大きくなります。目的に合うものを絞り、買いすぎないようにしましょう。

負担を軽くする方法

学ぶ費用の負担は、支払い方を工夫して軽くしましょう。

1つ目は、分割払いです。スクールによっては、月々の負担を小さくできる分割払いを選べます。支払い総額は同じでも、月々の負担が下がれば続けやすくなる点に注目してください。

2つ目は、公的な給付制度です。講座によっては、教育訓練給付制度の対象となり、受講料の一部が支給されます。対象かどうかは講座ごとに異なるため、申し込む前に、スクールの公式サイトや窓口で確認しましょう。

3つ目は、会社の研修費の補助です。勤務先に制度があれば、利用できます。

開業後にかかる費用

学ぶ費用のほかに、コーチとして活動を始めたあとにも、費用がかかります。

まず、集客のための費用です。プロフィールの作成や発信に使うツールの費用がかかる場合は、事前に見積もっておきましょう。

次に、オンラインで実施するためのビデオ会議ツールと、料金を受け取るための決済手段の費用です。さらに、学び続けるための費用も必要です。

コーチングの力は、実践と学びを重ねて磨かれます。そのため、勉強会やフィードバックを受ける機会へ、継続して投資しましょう。

開業後の費用は、小さく始めれば抑えられます。最初から大きな設備や広告に費用をかけず、必要になった時点で、1つずつ足していくと無理がありません。

キャリアコーチの収入はどう決まる?

キャリアコーチの収入は、働き方と、相談者の数によって大きく変わります。数字そのものより、収入が何で決まるかを知ることが、判断の助けになります。

収入を決める4つの要素

収入は、次の4つの要素で決まります。自分ならどうなるかを、順に考えてみましょう。

1回あたりの単価

1回のセッションに設定する料金です。経験が浅いうちは低めから始め、実績や感想が増えたら見直す人が多くいます。単価の根拠を、自分の学びと実績から説明できることが大切です。

1か月のセッション数

1人の相談者に、月に何回実施するかです。月2回の相談者が5人なら、月に10回のセッションになります。本業と両立する場合は、無理のない回数を先に決めましょう。

継続率

最初のセッションのあとも、相談者が続けてくれる割合です。継続率が高いと、新しい相談者を常に探さなくてよくなり、収入が安定します。そのため、1回ごとの満足度を高める工夫が欠かせません。

集客の経路

相談者がどこから来るかです。SNS、紹介、マッチングサービスなど、経路ごとに費用も手間も異なります。1つの経路に頼らず、2つほどを組み合わせると、安定しやすくなります。

独立する場合の試算例

独立する場合の売上は、単価×人数×回数で試算できます。下の表は、考え方を示すための仮の数字です。相場や実績ではありません。

パターン

1回の単価

継続する相談者

月の回数(1人あたり)

月の売上(経費・税の前)

A

5,000円

4人

2回

40,000円

B

8,000円

5人

2回

80,000円

C

10,000円

8人

2回

160,000円

表の売上は、経費や税金を引く前の金額です。実際の手取りは、集客費用やツール代、税金によって下がります。また、相談者が常に同じ人数で続く保証はありません。そのため、自分の条件で試算し、無理のない目標から始めましょう。

所属する場合

企業や組織に所属して働く場合の収入は、雇用条件で決まります。

人材・キャリア支援の会社では、給与の仕組みや評価の基準が会社ごとに異なります。応募するときは、基本給と成果給の割合、評価の基準、1人あたりの面談時間を、募集要項や面接で確認しましょう。

営業や求人紹介が中心の職種か、対話が中心の職種かで、働き方も収入の決まり方も変わります。求人の見出しだけで判断せず、実際の業務内容を質問してください。経験を積んだあとに、独立や副業へ進む道も選べます。

副業の場合

副業の場合は、本業の収入を残したまま、コーチの収入を上乗せする形になります。生活が本業で支えられているため、単価や相談者の数に余裕を持って取り組めます。

ただし、収入が大きくなるまでには、時間がかかることを前提にしましょう。本業の時間を削りすぎないよう、月に受けるセッション数の上限を決めておくと、無理なく続けられます。

また、副業での実績は、のちに独立や転職を考えるときの土台になります。

稼げない人の3つの原因

学んだのに収入につながらない人には、共通する原因があります。多くは能力の差ではなく、仕組みの欠けにあります。事前に知っておけば避けられるため、順に確認しましょう。

集客先が決まっていない

学んだ直後は、誰に、どこで届けるかが決まっていない人が多くいます。この状態では、いくら発信しても、相談者に届きません。

たとえば、SNSで毎日投稿しても、誰の悩みに向けた内容かが曖昧だと、反応は得られません。対策は、届ける相手と経路を先に1つ決めることです。

20代の転職の迷いにはSNS、管理職の悩みには知人からの紹介というように、相手と経路を組み合わせます。まず1つの経路で、3か月ほど続けて反応を見ましょう。

反応が少ない場合は、経路を増やす前に、届ける相手の絞り方を見直してください。

学びが止まっている

資格やスクールの修了で満足し、学びが止まる人も少なくありません。コーチングの力は、実践とフィードバックで磨かれるため、止まると質が頭打ちになります。

質が伸びなければ、相談者の満足度が上がらず、継続も紹介も生まれません。結果として、収入は増えません。

対策は、学び続ける仕組みを持つことです。月に1回の勉強会、経験のあるコーチによるセッションの振り返り、相談者の感想の分析などが役立ちます。実践の数を増やしながら、毎回1つ、改善点を決めて試しましょう。

単価の根拠が薄い

なぜその料金なのかを説明できないと、相談者は申し込みをためらいます。反対に、根拠なく高い料金をつけると、実績との差が目立ち、信頼を損ねかねません。

逆に低すぎる料金は、自分の学びと時間を安く見積もることになり、続けにくくなります。

対策は、料金の根拠を言葉にしておくことです。学んだ内容、積んだ実績、1回の時間、提供する範囲を整理し、相談者に説明できる形にします。

実績が少ないうちは低めから始め、感想がたまったら見直しましょう。提供する成果を保証する表現は避け、進め方と支援の範囲を伝えてください。

キャリアコーチに必要なスキル

キャリアコーチには、特別な才能は必要ありません。土台となるのは、傾聴力、質問力、フィードバックの3つのスキルで、どれも練習で伸ばせます。

傾聴力

傾聴力とは、相手の話を遮らず、評価せずに最後まで聴く力です。キャリアの相談では、相談者自身が、何に悩んでいるのかを言葉にできていないことが多くあります。

そこでコーチは、話の内容だけでなく、言葉の選び方や間にも注意を向けます。相手は、否定されないと感じて初めて、本音を話し始めるため、評価や助言は後回しにしてください。

たとえば、相づちを打つ、相手の言葉を繰り返す、沈黙を急いで埋めないといった工夫が有効です。この姿勢が、相談者の安心と信頼を生み、深い対話の土台になります。

聴き方の技術は、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:傾聴力の高め方とは?鍛える7つのトレーニングと聴き方のコツを紹介

質問力

質問力とは、相手が自分で考えを深められるように、問いを立てる力です。コーチは、答えを教えるのではなく、考えるきっかけを渡します。

たとえば、「どうなりたいですか」「何がその気持ちにさせていますか」といった、開かれた問いを使いましょう。はいかいいえで終わる質問は、考えが広がりにくくなります。

また、なぜという問いは、責められていると感じさせやすいため、「何がきっかけでしたか」と言い換えましょう。質問の型を身につけると、対話の幅が広がります。

ただし、質問を重ねすぎると、尋問のようになります。相手の答えを受け止めてから、次の問いを選んでください。

フィードバック

フィードバックとは、相手の変化や強みを、伝わる言葉で返すことです。評価や助言と混ざらないように、観察した事実を伝えます。

たとえば、「先ほどの話では、声に力が入っていました」のように、見たこと、聞いたことをそのまま返しましょう。すると、相談者は自分では気づかなかった強みや迷いに気づけます。

一方で、良い悪いの判断や、こうすべきという助言を先に出すと、相手は考えるのをやめてしまいます。そのため、伝える前に、事実と自分の解釈を分けて整理しましょう。事実を返すときは、短く区切ると伝わりやすくなります。

伝え方の技術は、以下の記事で解説しています。

関連記事:フィードバックの伝え方|相手を成長につなげるコツと、シーン別の例文


キャリアコーチに向いている人の特徴

向いている人には、共通する特徴があります。当てはまる点を探してみましょう。ただし、すべてを満たす必要はありません。

結論を急がず、相手の考えを待てる

相手が答えにたどり着くまで待てる人は、キャリアコーチに向いています。コーチの役割は、答えを渡すことではなく、相手が自分で見つけるのを支えることだからです。

相談者が黙り込んだり、同じ話を繰り返したりしても、結論を急がずに待てる人は、相手の考えが整う時間を守れます。

反対に、すぐに助言したくなる人は、相手の考える機会を奪いかねません。待つことは、何もしないことではありません。相手の言葉の変化を観察し、必要なときに問いを添える積極的な関わりです。

待つ力は、練習で伸ばせます。まずは、相手が話し終えてから3秒数えて、次の言葉を出す練習から始めましょう。

自分の意見を押しつけない

自分の経験を話したくなっても、まず相手の話を聴ける人は、キャリアコーチに向いています。相談者は、コーチの意見に従うために来ているのではなく、自分の答えを見つけるために来ているからです。

経験談は、相手が求めたときに、1つの材料として渡してください。たとえば、「私の場合はこうでしたが、あなたはどう感じますか」と添えると、相手は自分に合うかどうかを考えやすくなります。

一方で、自分の成功体験を正解として語ると、相手は選択肢を狭めてしまいます。意見を持つことが問題なのではなく、渡し方が重要です。渡し方を工夫してください。経験は相手の力になります。

学び続けることを楽しめる

コーチングの力は、実践と学びを重ねて磨かれます。そのため、フィードバックを受け入れ、練習を重ねることを楽しめる人は、長く成長を続けられます。

セッションのあとに、うまくいかなかった場面を振り返り、次に試す工夫を1つ決める人は、対話の質を高めやすくなります。

反対に、一度学んだ型に頼り続けると、相談者の多様な悩みに対応できなくなりかねません。学ぶ対象は、コーチングの技術だけではありません。キャリアに関する制度や、働き方の変化、相談者が置かれた業界の知識も、対話を支える土台になります。

学びを負担ではなく、広がりとして楽しめるかが、続けるうえでの分かれ目です。

相手の変化を、自分の成果にしない

相談者が前に進んだとき、その変化を相手自身の力として喜べる人は、キャリアコーチに向いています。変化を起こしたのは、行動した相談者本人だからです。

コーチが自分の成果のように語ると、相談者は自分の力を信じにくくなりかねません。また、感謝されなくても満足できる人は、長く続けられます。

キャリアの相談は、結果がすぐに見えず、感謝の言葉が届かないまま終わる例も多くあります。それでも、相手の小さな前進に気づき、そのたびに伝えられる人は、関係を保ちながら、次の支援につなげられます。

主役はいつも相談者であると、意識しておきましょう。

キャリアコーチに向いていない人の特徴

向いていないかもしれないと感じる点があっても、補う方法があります。ここでは、よくある3つのつまずきと、補い方を紹介します。

相手の悩みを抱え込んでしまう

共感力が高い人は、相談者の感情を引きずりやすくなります。相手の悩みを自分のことのように抱えると、気持ちが重くなり、次のセッションに向かう意欲が下がります。

そこで、役割の線引きを先に決めましょう。セッションの終了後に、気持ちを切り替える習慣を持つと、引きずりにくくなります。

たとえば、ノートに書き出す、短い休憩を取る、守秘の範囲を守ったうえで信頼できる人に話すなどです。相手の問題は相手のものと切り分けることが、長く続ける秘訣です。

切り分けは冷たさではなく、相手の力を信じる姿勢の表れだと捉えてください。セッションの前に、終了後に切り替えると決めておくと、気持ちが楽になります。

答えを教えたくなる

助言したい気持ちが強い人は、つい答えを教えたくなります。しかし、コーチが答えを出すと、相談者は自分で考える機会を失い、行動も長続きしません。

そこで、質問を先に置く練習が有効です。助言する前に、相手がどう考えているかを1つ尋ねる習慣をつけましょう。

最初のうちは、助言したくなった瞬間を記録しておくと、自分の癖が見えてきます。たとえば、「あなたなら、どうしたいですか」と問い返してみましょう。

それでも助言を求められたときは、選択肢を複数並べ、選ぶのは相手に任せます。答えを持たなくても、問いと選択肢を渡すことで、コーチの役割は十分に果たせます。

自信が持てない

自信がなくても、練習で補えます。コーチングは、知識よりも実践の回数で上達する側面が大きいためです。実践練習とフィードバックを重ねると、自分の聴き方の強みが具体的に見えてきます。

たとえば、相手が話しやすそうだった場面や、沈黙を待てた場面を、練習のたびに1つ記録しましょう。記録が増えるほど、できていることが言葉になり、自信の土台になります。

また、最初から完璧を目指さず、小さな実践を積み重ねてください。自信は、準備が整ってから生まれるのではなく、実践の中で育ちます。経験の少ないうちは、不安を感じて当然です。最初の相談者が見つかるまでの道筋は、次の章で解説します。

未経験からキャリアコーチになるロードマップ|最初の1人を迎えるまでの5ステップ

キャリアコーチを目指す人にとって、最大の壁は、最初の1人の相談者を見つけることです。学んだあとに、何から始めればよいかを、5つのステップで整理します。

ステップ1 専門とする領域・相手を絞る

最初に、どんな人の、どんな悩みを支えるかを絞ります。たとえば、20代の転職の迷い、育休明けの復職の不安、管理職になったばかりの戸惑いなどです。

対象を絞ると、プロフィールの言葉が具体的になるため、相談者に見つけてもらいやすくなります。また、自分の経験と重なる領域を選びましょう。相手の状況を想像しやすくなります。

たとえば、人事の経験がある人は、採用や評価に悩む人を支えられます。ただし、最初から広く構えると、誰にも届かなくなります。

最初は小さく絞り、実績が増えてから広げましょう。絞った領域は、あとから変えても問題ありません。

ステップ2 モニター・無料セッションで練習する

実績がない段階では、モニターや無料セッションを使って練習します。友人や知人に声をかけ、1回30分から60分ほどで試してみましょう。

ここでの目的は、収入ではなく、実践の場数を増やすことです。ただし、無料でも、相手の時間をいただいているため、事前に目的と流れを伝えてください。守秘義務を守ることも、最初に約束しましょう。

3人から5人ほど経験すると、自分の聴き方の特徴が見えてきます。また、練習の様子を録音して振り返る方法もあります。録音する場合は、必ず相手の許可を得ましょう。振り返りを重ねるほど、質問の質が上がります。

ステップ3 感想と改善点を蓄積する

セッションのあとに、相談者から感想と改善点をもらい、記録を残します。たとえば、話しやすかった点、分かりにくかった質問、行動につながった場面を聞いてみましょう。

感想は、プロフィールに使う材料にもなります。使うときは、必ず本人の許可を得て、匿名で載せてください。また、改善点は、次のセッションで試す課題になります。記録を重ねると、自分の強みが具体的な言葉で説明できるようになります。

さらに、同じ指摘が続く点は、学び直す優先順位を決める手がかりとして活用しましょう。記録は、1回ごとに短く残すと、続けやすくなります。

ステップ4 プロフィールと発信で見つけてもらう

実績が少しずつ増えたら、プロフィールと発信で、相談者に見つけてもらいます。プロフィールには、誰のどんな悩みを支えるか、どんな学びと経験があるかを書きます。

発信では、日々の気づきや、相談者に役立つ考え方を、継続して届けましょう。ただし、成果を保証する表現や、効果を断定する表現は避けてください。実際の変化は人によって異なるためです。

信頼は、誠実な発信の積み重ねで育ちます。投稿の頻度は、無理なく続けられる範囲で決めましょう。週に1回でも、半年続ければ、相談者が見つける手がかりが増えます。

また、プロフィールの内容は、実績が増えるたびに更新しましょう。

ステップ5 有料化のタイミングと価格の決め方

無料のセッションを重ね、感想がたまってきたら、有料化を考えます。目安は、継続して相談したいという声が出始めたときです。

価格は、自分の学びと実績、セッションの時間、同じ領域の他のコーチの料金を参考に決めます。最初は低めに設定し、実績に合わせて見直しましょう。

大切なのは、料金の根拠を、相談者に説明できる状態にしておくことです。料金は事前に明示し、キャンセルの扱いも決めておきましょう。

また、有料化を伝えるときは、これまでの無料セッションへの感謝を添えると、関係が保たれます。値上げのタイミングも、あらかじめ決めておくと迷いません。

自分に合うルートを選ぶ3つの問い

ここまでの内容をふまえて、自分に合うルートを選ぶ問いを用意しました。順に答えてみてください。

問い1 今の仕事を続けたいか

続けたいなら、副業またはスクールが合います。仕事を変えてもよいなら、人材・キャリア支援の会社への転職も選べます。

問い2 体系的に学ぶ時間と費用を、確保できるか

確保できるなら、スクールまたは資格が合います。難しいなら、書籍や無料の機会で、小さく始めるルートを選びましょう。

問い3 どこで相談に関わりたいか

企業や公的機関の中で関わりたいなら、キャリアコンサルタントや企業の人事の道があります。個人として相談者を募りたいなら、コーチング、副業、独立の道が合います。

3つの問いの答えが決まれば、選ぶルートは絞れてきます。迷うときは、複数のルートを組み合わせましょう。

まずは、学びの場の雰囲気を確かめてみる

ルートの違いは分かっても、実際に自分に合うかは、体験してみないと見えにくいものです。そこで、ポジウィルコーチングスクールでは、無料の個別説明会を開いています。

説明会は、プロコーチによる60分のオンライン形式です。学べる内容、料金、卒業後の流れを聞けるほか、自分の目的に合うかどうかも相談してみましょう。受講を前提とした場ではないため、情報収集だけでも参加できます。もちろん、その場で申し込む必要はありません。

学びの場の雰囲気や、トレーナーとの相性は、実際に話してみて初めて分かります。ルートを選ぶ材料の1つとして、ご活用ください。

キャリアコーチを目指すときの注意点

キャリアコーチは、相談者の大切な悩みを預かる仕事です。始める前に、守るべき4つの点を押さえておきましょう。

守秘義務と個人情報の扱い

相談者から聞いた内容は、本人の同意なしに第三者へ話してはいけません。これは、信頼の土台となる約束です。

たとえば、SNSでの発信や、勉強会での事例の共有でも、個人が特定されないように配慮します。名前や勤務先はもちろん、状況の組み合わせで個人が分かる場合もあるため、内容を変えて匿名化しましょう。

また、セッションの記録は、安全な場所で管理し、不要になったら削除します。初回の面談で、守秘の範囲を相談者に伝えておくと、安心して話してもらえます。守秘の約束は、口頭だけでなく、書面でも残しておくと、お互いに安心です。

成果を保証する表現を使わない

相談者の変化は、本人の行動と状況によって異なります。そのため、転職の成功や年収アップを約束する表現は使いません。

プロフィールや発信では、提供する内容と進め方を、事実のとおりに伝えましょう。誇大な表現は、相談者の期待を高めすぎ、信頼を損ないます。

また、広告表現の規制に触れる可能性もあります。感想を載せる場合は、個人の感想であり、結果を保証するものではないことを添えてください。

プロフィールの文章は、第三者に読んでもらい、誇張がないかを確認しましょう。誠実に伝える姿勢が、長く続く信頼につながります。

学び続ける環境を持つ

学びが止まると、セッションの質は頭打ちになります。そこで、定期的にフィードバックを受けられる環境を持ちましょう。

たとえば、勉強会やコミュニティ、経験のあるコーチによる指導です。1人で続けていると、自分の癖に気づきにくくなります。また、他のコーチの話を聞くと、自分の相談者への関わり方を見直すきっかけにしましょう。

学びの記録をつけると、成長の跡が見え、次の課題も明確になります。学び続ける環境は、スクールの卒業後にも続けられるかを、選ぶ段階で確認しましょう。

心身の不調が深い相手は、専門窓口へつなぐ

相談者の中には、強い不安や落ち込みが続き、日常生活に支障が出ている人がいます。この場合、コーチングの対象ではなく、医療や専門の相談窓口につなぐ必要があります。

コーチは、診断や治療を行いません。眠れない、食事がとれない、気持ちが沈んで動けない状態が続くなら、無理にセッションを続けず、医療機関や、勤務先の産業医、公的な相談窓口を案内しましょう。

つなぐ先を事前に調べておくと、いざというときに慌てません。判断に迷うときは、1人で抱えずに、先輩コーチや専門家に相談してください。これは、相談者を守ると同時に、コーチ自身を守る備えでもあります。

キャリアコーチになるには|よくある質問

キャリアコーチは、未経験・資格なしでもなれますか?

なれます。キャリアコーチを名乗るために、資格は必須ではありません。ただし、名乗るだけで相談者が集まるわけではないため、学びと実績の積み方が重要です。

未経験の場合は、スクールや書籍で基礎を学び、友人や知人への無料セッションで練習する流れが現実的です。人の相談に乗ってきた経験や、人事、営業、教育などの経歴は、相談者の状況を理解する力になります。

まず、小さな実践から始めましょう。最初の1人までの道筋は、前の章で詳しく解説しています。実績がない状態でも、始め方の順序を知っていれば、不安は小さくなります。

何歳からでも目指せますか?

年齢の上限はありません。20代でも、40代、50代でも、始めている人はいます。むしろ、仕事や人生の経験が豊富な人は、相談者の悩みに具体的に寄り添える強みを持っています。

ただし、体系的に学ぶ時間と、実績を積む時間は必要です。年齢よりも、学び続ける意欲と、続けられる環境があるかが問われるため、この2点を先に確認しましょう。

自分の経験を、どんな相談者に活かせるかを考えてみてください。たとえば、管理職の経験があれば、同じ立場の人の悩みに寄り添えます。学び直しの時間を確保できるかも、年齢を問わず確認しておきましょう。

副業から始められますか?

始められます。今の仕事を続けたまま、コーチとしての実績を積む人は多くいます。会社員の場合は、就業規則で副業が認められているか、事前に確認しましょう。

また、副業で得た所得が一定額を超えると、確定申告が必要になります。税務の詳しい条件は、国税庁の案内や税務署で確認してください。

スクールに通うことは必須ですか?

必須ではありません。独学でも、書籍や勉強会、実践を通じて学べます。ただし、独学では、自分の聴き方や質問の癖に気づきにくく、フィードバックを得る機会も限られます。

スクールの利点は、実践練習の場と、経験のあるコーチによる指摘を得られる点です。費用や時間を考えて、自分に合う学び方を選びましょう。

スクールを選ぶ場合は、実践練習の量と、卒業後の活躍の場を確認してください。独学とスクールを組み合わせ、基礎は書籍で学び、練習はスクールで行う方法もあります。自分の予算と、使える時間に合わせて決めましょう。

キャリアコンサルタントとコーチングの資格は、どちらを先に取るべきですか?

働きたい場所で決まります。公的機関や企業の相談窓口で働きたいなら、国家資格のキャリアコンサルタントが適しています。

個人で相談者を募りたいなら、コーチングの学びと実践を先に進める方法があります。どちらも併せ持つ人は少なくありません。

迷うときは、先にコーチングを学んで実践を積み、必要に応じて国家資格を追加する順序を選べます。まず、将来どこで働きたいかを書き出してみましょう。

国家資格は受験資格の条件があるため、取得までの期間も事前に確認してください。

会社に知られずに始められますか?

副業の場合は、会社の就業規則と、住民税の手続きによって結果が異なります。就業規則で副業を禁止している会社では、始める前に確認が必要です。

また、副業の所得が増えると、住民税の通知から会社に知られる可能性があります。住民税の納付方法を自分で行う設定にできる自治体もあるため、詳しくは、お住まいの自治体や税務署に確認してください。

会社に知られたくない事情がある場合も、就業規則に反しない形で進めることが大切です。

まとめ|キャリアコーチになるには、ルート選びと実績づくりが重要

この記事では、キャリアコーチになる方法を解説しました。要点は次のとおりです。

  • 資格は必須ではありませんが、名乗るだけでは仕事になりにくく、学びと実績が信頼を支えます

  • ルートは、スクール、副業、人材・キャリア支援の会社、企業の人事、資格の5つで、今の立場と目的で選びます

  • 資格は、国際的な認定ならICF、公的な場で働くならキャリアコンサルタントなど、働きたい場所で選びます

  • 費用は、ルートごとに差があります。総額と、含まれる内容を比べましょう

  • 収入は、単価、セッション数、継続率、集客の経路で決まります

  • 最初の1人は、モニターや無料セッションで実践を重ね、感想を蓄積して見つけてもらいます

まず、自分に合うルートを選ぶ3つの問いに答えてみましょう。進む方向が決まれば、次の一歩は小さくて構いません。

ポジウィルコーチングスクールで、キャリアコーチへの一歩を踏み出しませんか

キャリアコーチを目指すなら、体系的に学び、実践を重ねる道があります。ここでは、ポジウィルコーチングスクールの特徴、学べる内容、卒業後の流れ、料金、向いている人を紹介します。受講を決める前の判断材料として、ご覧ください。

ポジウィルコーチングスクールとは

ポジウィルコーチングスクールは、キャリアコーチング事業を展開するポジウィル株式会社が運営する、オンライン完結のスクールです。個人向けサービスのポジウィルキャリアで積み重ねた、50,000人以上の支援実績をもとに、プログラムが設計されています。

そのため、理屈の説明だけで終わりません。現場で使う場面を想定した内容が中心です。運営会社が、自社で個人向けのキャリアコーチングを提供しているため、現場で求められる支援の流れを、そのまま学びに取り入れられます。また、未経験からでも始められるように、基礎から順に学べます。

学べるのは、キャリア支援に必要な3つのスキル

学べるのは、次の3つのスキルです。

  • キャリアカウンセリング:相談者の気持ちや状況を、丁寧に聴き取ります

  • コーチング:問いかけを通じて、相手が自分で考え、行動を決められるよう支えます

  • コンサルティング:職種や業界の知識をもとに、課題を整理し、目標達成の道筋を描きます

3つを組み合わせて使えるため、相談者の状況に合わせた支援ができるようになります。たとえば、話を聴いて気持ちを整理し、問いで考えを深めます。そして、必要な情報を添えて、次の一歩を決めます。どのスキルも、実践の練習を通じて身につけましょう。

講義の7割以上が、実践練習

学習は、約2か月・全10回で、オンラインで進めます。講義の7割以上は、ロールプレイングです。学んだことをその場で実践し、フィードバックを受けて修正する流れを繰り返します。

そのため、知識を覚えるだけでは終わりません。実際の対話の中で使える形に落とし込めます。ただし、講義以外にも、課題に取り組む時間が必要です。働きながら受講する場合は、学習時間を生活のスケジュールと照らして見積もりましょう。

卒業後は、資格・コミュニティ・活かし方の道がある

卒業後は、ポジウィル認定資格の試験を受験できます。認定資格を取得すると、ポジウィルキャリアの業務委託トレーナーとして活動する機会があります。ただし、業務委託契約は、合格者全員に保証されるものではありません。また、資格を取得すればすぐに収入になるわけでもありません。

一方で、受講期間中と卒業後に参加できるSlackコミュニティがあります。講師への質問や、受講生同士の勉強会を通じて、学びを続けられます。さらに、副業だけでなく、現職の対人支援に活かす人もいます。

料金と、支払い方法

受講料は、税込660,000円です。一括払いのほか、月額31,900円からの24回分割も選べます。別途、入会金55,000円(税込)がかかりますが、個別説明会から1週間以内に申し込むと、全額が免除されます。

決して小さな金額ではありません。そのため、受講の目的を、副業や現職での活用など、具体的に描いてから判断しましょう。料金の内訳や、自分の目的に必要な投資かどうかは、説明会で遠慮なく質問してください。

向いている人と、向いていない人

ポジウィルコーチングスクールは、次のような人に向いています。

  • キャリア支援や対人支援を、仕事や活動に取り入れたい人

  • 知識の説明よりも、現場で使える実践スキルを重視する人

  • 卒業後も、学び続ける意欲がある人

  • 副業だけでなく、現職に活かす視点も持てる人

一方で、次のような人には向いていません。

  • 短期間で、確実にすぐ稼ぎたい人

  • 学んだ後の継続学習を、負担に感じる人

  • 費用に対して、活かしどころを描けていない人

そのため、自分がどちらに近いかを、説明会で確かめてみましょう。

評判や卒業後のリアルは、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:ポジウィルコーチングスクールの評判は?口コミ・料金・卒業後のリアルを徹底解説

無料の個別説明会で、確かめられること

プロコーチによる無料の個別説明会は、所要時間60分で、オンラインで参加できます。学べる内容、料金、卒業後の流れを聞けるほか、自分の目的に合うかどうかも相談してみましょう。

受講を前提とした場ではないため、情報収集だけでも参加できます。また、トレーナーとの相性や、講義の雰囲気も確かめましょう。聞きたいことは、事前にメモしておくと、時間を有効に使えます。

もちろん、その場で申し込む必要はありません。内容に納得できたときだけ、次の手続きに進んでください。

自分だけのキャリアを、
自分でデザインする力を身につけませんか?

ポジウィル
コーチングスクールPOSIWILL COACHING SCHOOL

「ポジウィルコーチングスクール」は、35,000人以上のポジウィルキャリアの支援実績をもとに開発されたオリジナルプログラムを通じて、自分自身でキャリアを考え、行動し続ける力を育てます。一度学べば、どんな仕事に就いても、どんな人生の転機が訪れても、自分らしくキャリアを築いていくことができる、一生役立つスキルが身につきます。

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  • 自分自身で悩み解決やキャリア設計をしていきたい
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