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キャリアコンサルタントの副業は可能?仕事内容・収入・始め方を解説

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キャリアコンサルタントの副業は可能?仕事内容・収入・始め方を解説

キャリアコンサルタントの資格を取ったものの、副業にできるのか、何から始めればよいのか分からない。そう感じて検索している方は多いはずです。

結論から言うと、キャリアコンサルタントの副業はできます。ただし、最初の壁になりやすいのは、案件や相談者を見つけることと、取得後に面談の経験を積むことです。

この記事では、副業でできる仕事、収入の目安、案件の探し方、面談経験の積み方、始める前の注意点まで解説します。

目次
  1. キャリアコンサルタントの副業はできる?
  2. キャリアコンサルタントが副業でできる仕事
  3. キャリアコンサルタントの副業収入の目安|確認できるデータで整理
  4. 案件・相談者の見つけ方|5つの手段を比較
  5. 取得直後・未経験でも始められる?面談経験の積み方
  6. 面談の実践経験を積む道を、相談してみる
  7. コーチングを学ぶと、副業の幅は広がる?
  8. キャリアコンサルタントが副業を始める5ステップ
  9. 副業を始める前の注意点
  10. キャリアコンサルタントの副業のよくある質問
  11. まとめ|キャリアコンサルタントの副業は、経験の積み方から考える
  12. 面談の実践経験を積みたい方へ|ポジウィルコーチングスクールの個別説明会

キャリアコンサルタントの副業はできる?

結論は、できます。キャリアコンサルタントの資格を持つ人の中には、本業を続けながら、相談の仕事を副業として行っている人がいます。ここでは、その割合の目安を、公的な調査で確認します。

兼任・兼業が約6割という調査結果

独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)は、キャリアコンサルタントの活動状況を調べた調査を、2022年7〜8月に実施しました

この調査では、キャリアコンサルティングに関する仕事の形として、専任・専業が約4割、兼任・兼業が約6割という結果が出ています。このことから、本業と並行して取り組む人のほうが多いことが分かります。

ただし、対象は協会登録者に限られ、全員の実態を示す数字とは言い切れません。目安として受け取りましょう。

引用:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT):キャリアコンサルタント登録者の活動状況等に関する調査

キャリアコンサルタントが副業でできる仕事

副業でできる仕事は、大きく4つに分けられます。仕事によって、契約の形や、営業活動が必要かどうかが大きく異なります。まず全体を表で比べてから、それぞれの特徴を見ていきましょう。

仕事

内容

契約の形

営業の要否

向く人

個人向けのキャリア相談

個人の相談者との1対1の面談

個人事業(価格は自分で設定)

必要(自分で集客)

発信や価格設定も含めて自分で進めたい人

企業・自治体・人材会社からの業務委託

面談、書類添削、模擬面接、就労支援

業務委託(案件ごと)

案件の受け方による(受ける形なら少ない)

決まった条件で面談に専念したい人

大学・教育機関での就職支援

学生の進路相談、就職活動の支援

委託や非常勤など(募集による)

募集への応募が中心

学生の支援に関心がある人

研修・セミナー講師、執筆・情報発信

キャリア研修の講師、記事の執筆

業務委託、執筆契約

必要(実績の発信)

面談以外でも資格を活かしたい人

個人向けのキャリア相談

オンライン会議ツールなどを使い、個人の相談者と1対1で面談する形です。価格や面談の時間、相談の範囲を、自分で決められる自由度があります。

一方で、相談者を見つけるところから、すべて自分で行う必要があります。

SNSやブログでの発信、クラウドソーシングのサービスなどで知ってもらい、問い合わせや申し込みを受けるのが一般的な流れです。

副業の中で、営業活動の負担が最も大きくなりやすい形といえます。料金は、面談1回ごとの設定のほか、複数回をまとめたプランなど、自由に設計できます。

相談者が最初に知りたいのは、自分の悩みに合うかどうかなので、対象と提供内容を具体的に書きましょう。

企業・自治体・人材会社からの業務委託

転職エージェントなどの人材会社、企業の人事部門、自治体や公的な就労支援機関が、面談業務や就労支援を外部に委託することがあります。業務の内容は、求職者との面談、履歴書や職務経歴書の添削、模擬面接などです。

案件ごとに条件が決まっているため、自分で相談者を集める必要がなく、営業活動を減らせます。ただし、報酬が1回あたりの単価で決まる案件があり、面談のほかに、データ登録や書類作成といった付帯業務が含まれる場合もあります。

報酬と業務の範囲は、契約の前に確認しましょう。応募の段階で、面談の経験や職歴を問われることがあるため、応募書類には、資格に加えて、どのような相談に対応できるかを書いておくと、案件とのずれが減ります。

大学・教育機関での就職支援

大学のキャリアセンターなどで、学生の進路相談や就職活動の支援を行う仕事です。常勤の職員のほかに、期間や回数を区切って、外部のキャリアコンサルタントを募集する場合があります。

応募には書類選考や面接があり、募集の時期や人数は機関ごとに異なります。期間と回数が決まっているため、一定の期間、継続して面談に取り組めるのが利点で、学生という共通の立場の相談者に繰り返し向き合うことで、面談の進め方を磨きやすい面もあります。

ただし、募集がいつ出るかは機関次第なので、情報を定期的に確認しておく必要があります。応募では、学生や若手への支援経験が見られることもあるでしょう。

研修・セミナー講師、執筆・情報発信

面談以外にも、資格で得た知識を活かせる仕事があります。企業や団体のキャリア研修の講師、キャリアに関するセミナーの登壇、記事の執筆や情報発信などです。

これらは、面談の経験が少なくても、知識や発信力で受けられる場合があります。一方で、相談者と向き合う経験は積めないため、面談の実践力を高めたい方にとって、直接の近道にはなりません。

収入を得る手段と、面談の経験を積む手段は分けて考え、組み合わせて選びましょう。なお、講師の仕事は、1回の登壇で複数の参加者に伝えるため、面談とは準備の内容も異なります。研修の資料づくりや、参加者の人数に合わせた進め方の経験が求められる場合があります。

キャリアコンサルタントの副業収入の目安|確認できるデータで整理

収入は、副業を考えるうえで最も気になる点です。この章では、確認できる3つのデータを使って、目安を整理します。どれも前提が異なるため、対象と条件をあわせて示します。

資格を持つ人の収入のうち、関連活動が占める割合

JILPTの調査では、年収のうち、キャリアコンサルティングに関する活動の収入が占める割合を尋ねています。結果は、「0%」と答えた人が41.2%、中央値は5.0%でした。就業時間のうち、関連活動に使う割合も、「0%」が24.6%、中央値は10.0%です。

つまり、資格を持っていても、収入にも時間にも結びついていない人が一定数います。この数字は、副業に限らず、本業を含む全体の傾向です。

副業で収入を得るには、資格を取るだけでなく、実際に面談を行う機会を自分で作る必要があることを示す材料と考えられます。

副業を考えるときは、「資格があれば収入になる」と考えず、収入になるまでに必要な、面談の経験、案件の入手先、営業の時間を、あらかじめ見積もっておきましょう。

引用:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT):キャリアコンサルタント登録者の活動状況等に関する調査

副業全般の報酬の目安

HiPro(パーソルキャリア)が2026年1月に行ったインターネット調査「副業・フリーランス人材白書2026」では、副業の1か月あたりの報酬を調査しています。

中央値は、回答者の層によって5万〜10万円で、前年の8万〜13万円から下がりました。月10万円未満の人は、層によって約4割〜7割を占めます【。

活動件数の中央値は2〜3件で、複数の案件を並行している人が多くいます。白書は、企業が依頼を細かく分けたり、スポットで活用したりする動きの影響の可能性を指摘しています。

ただし、HiProに登録する副業人材の調査であり、キャリアコンサルタントに限った数値ではありません。副業の報酬には、月数万円の人が多いという目安として受け取りましょう。

引用:HiPro「副業・フリーランス 人材白書2026」

面談1回あたりの収入と、月の試算

収入は、「単価×回数−経費」で見積もります。

例えば、報酬は面談1回あたり2,000〜3,000円とした場合、1回の面談に付帯業務を含めて90分かかるとすると、1時間あたりに換算して約1,300〜2,000円です。

週1回、月に4回行う場合の収入は、8,000〜12,000円になります。この試算は仮定で、ここから通信費や手数料などの経費を引いた額が、手元に残る収入です。単価だけでなく、付帯業務を含めた時間で比べましょう。

案件・相談者の見つけ方|5つの手段を比較

案件や相談者を見つける手段は、大きく5つあります。手段によって、営業活動に使う時間や、軌道に乗るまでの早さが異なります。表で比べてから、それぞれのポイントを見ていきましょう。

手段

営業の要否

立ち上がりの早さ

時間の使い方

向く人

①自分で集客(SNS・クラウドソーシングなど)

必要

遅い(実績づくりから)

発信や営業に多くの時間を使う

発信や価格設定も自分で進めたい人

②マッチングサービス

応募や提案が必要

比較的早い

プロフィールの整備、応募

案件を選んで応募したい人

③人材会社・自治体・大学の募集

応募が中心

募集の時期による

書類や面接の準備

決まった条件で継続して取り組みたい人

④知人・コミュニティの紹介

関係づくりが必要

遅い(信頼を得るまで)

勉強会や交流への参加

時間をかけて関係を築ける人

⑤業務委託で案件を受ける形

少ない

契約後は早い

面談と準備・記録が中心

営業より面談に集中したい人

自分で集客する場合の時間配分

副業でもっとも大変なのは、相談者の獲得です。面談そのものより、SNSでの発信やクラウドソーシングでの営業活動に、多くの時間を使いがちです。

仮に、使える時間が週5時間だとします。発信や営業に3時間使うと、面談と準備、記録に使える時間は2時間です。1回あたり、準備と記録を含めて90分かかるなら、週に1回強しか面談できません。

この試算は仮定ですが、時間が限られる副業では、営業に使う時間が面談の回数を左右します。営業に使う時間を減らしたい場合は、案件を受ける形や、応募型の募集を併用する方法もあります。

個人で受ける場合は、誰を支援するかを先に決める

個人で相談者を募るなら、先に、誰を支援するのかを決めておくことが欠かせません。「キャリアに悩むすべての人」と書くと、誰に向けたサービスかが伝わらず、選ばれにくくなるためです。

決め方は、資格に、これまでの経験を掛け合わせます。人事として採用に関わってきた人は、転職や就職活動の相談を。管理職の経験がある人は、中堅社員のキャリアの悩みを。教育に携わってきた人は、学生や若手の進路の相談を、といった具合です。

経験があると、相談者の状況を想像しやすく、伝える言葉も具体的になります。対象が決まると、発信する内容も決まります。「30代の転職を考える営業職の方へ」のように具体的に書くと、該当する人が自分のことだと気づきやすくなるでしょう。

マッチングサービスと委託の違い

キャリア相談の案件を扱うマッチングサービスは、自分で案件を探して応募する形です。案件が公開されているため探しやすい反面、応募者との競争があります。一方、事業者と業務委託契約を結び、案件を受ける形は、相談者が割り当てられるため、営業に使う時間を減らせます。

どちらの場合も、契約の前に、次の点を確認しましょう。サービスの手数料、報酬の支払い時期、報酬の対象が面談だけか付帯業務を含むか、契約の期間と更新、案件の件数が保証されるか、です。件数の保証がない契約では、月ごとの収入が変わります。

紹介とコミュニティの力

知人や、有資格者のコミュニティからの紹介は、相手が人柄や実績を知ったうえで依頼するため、信頼を得やすい手段です。実績を重ねると、「あの人に相談したい」と思われる関係が育ちます。

一方で、時間がかかります。関係づくりは、勉強会への参加や、日頃の情報交換などの積み重ねで、すぐに成果が出るものではありません。最初から紹介だけに頼るのではなく、他の手段で実績を作りながら、並行して関係を築く進め方が無理がありません。

紹介を受けるには、何を得意とするのかが、相手に伝わっていることが前提です。支援する対象と提供内容を、短い言葉で説明できるようにしておきましょう。

取得直後・未経験でも始められる?面談経験の積み方

資格を取ったばかりで、面談の経験が少ないと感じるのは自然なことです。JILPTの調査でも、政策の面で、実践的なスキルを磨く機会を確保することが必要だとされています。この章では、経験の積み方を整理し、自分に合う道を選ぶ問いを渡します。

面談の経験が積みにくい理由

資格の取得の過程にも実習はありますが、回数や時間は限られます。企業の中で働いている場合も、相談を受ける機会が限られる人がいます。

さらに、募集される案件では、経験を求められることがあります。副業人材を活用する企業への調査(HiPro白書2026)でも、「即戦力となる人材・スキルを確保する」への期待が高まっています。キャリアコンサルタントに限った調査ではありません。

経験がないと案件が取りにくく、案件がないと経験が積めない。この循環が、取得直後の壁です。

引用:HiPro「副業・フリーランス 人材白書2026」

面談の経験を積む4つの道

経験を積む方法は、主に4つあります。道ごとに、実際の相談者に会えるか、収入になるか、営業が必要かが異なります。

道

実際の相談者

収入

営業の要否

①ロールプレイ・勉強会

いない(練習相手)

なし(参加費がかかる場合あり)

不要

②NPOなどの相談活動

いる

少ない(無償・低額)

募集への応募

③小規模・低単価の個人相談

いる

少額

必要

④業務委託・所属

いる(割り当て)

契約による

契約までは必要、契約後は少ない(一定時間以上の稼働が求められる)

①は、有資格者の団体や勉強会で行うロールプレイです。面談の進め方を、振り返りながら練習できます。

②は、NPOなどの相談活動への参加です。

③は、少人数の相談者を、低めの単価で担当して実績を作る方法。

④は、事業者から割り当てられた相談者を担当する方法です。

①は、実際の相談者がいない点が弱みですが、他の人の面談を見たり、自分の面談を振り返ってもらったりできる点が強みです。②〜④は、実際の相談者と向き合える反面、うまくいかなかったときの影響が、相談者にも及びます。

どの道が合うか|判断の3つの問い

自分に合う道は、3つの問いで絞り込めます。

1つ目は、使える時間が週にどれくらいか。業務委託などは、一定時間以上の稼働を求められる場合があるため、続けられる時間かどうかを、先に確かめておきましょう。

2つ目は、営業にどれだけ時間を使えるか。発信や応募を苦にしない人は、個人相談や応募型の案件も選べます。

3つ目は、最初に目指すのは収入か、経験か。収入が目的なら③や④、経験が目的なら①や②から入るのが向いています。最初は経験を優先し、実績ができてから収入を意識する進め方もあります。

3つの問いの答えは、状況が変われば変わります。見直しながら選びましょう。たとえば、④の業務委託は、契約を結べば、営業は不要になることが多い形です。ただし、一定時間以上の稼働が求められるため、本業と両立できる時間を確保できるかが課題になります。

時間を確保しにくい場合は、自分で面談の回数を調整できる③の個人相談で、小さく実績を作る道もあります。ただし、その場合は、相談者を集める営業に時間を使うことも前提に考えましょう。

面談の実践経験を積む道を、相談してみる

判断の3つの問いに答えてみて、「自分の場合は、どの道が合うのか」を誰かに聞いてみたくなった方もいるかもしれません。ここでは、ポジウィルコーチングスクールと、個別説明会について紹介します。

ポジウィルコーチングスクールとは

ポジウィルコーチングスクールは、キャリア支援者を育てるスクールです。カウンセリング、コーチング、コンサルティングの3つのスキルを、まとめて学べます。期間は約2か月で、全10回のライブ講義があります。1回は90分の講義と30分の質疑応答で、録画のアーカイブもあります。

講義のほかに、毎週ロールプレイングの時間があり、コーチ役と相談者役を交代して練習します。卒業後に、ポジウィル認定資格に合格すると、ポジウィルキャリアの業務委託トレーナーとして活動する機会があります。

営業が不要で、面談とスキルアップに専念して、実績を積める点が特徴です。ただし、契約は合格者全員に約束されるものではありません。

個別説明会で分かること

個別説明会は、無料のオンラインセッションで、プロコーチが担当します。1回目と2回目の2回制で、各回は約45〜60分です。1回目は、これまでの経歴や、いま感じている壁を話し、課題を整理する回です。この回で受講を決める必要はありません。

2回目は、1回目の整理を踏まえて、カリキュラムの進め方、卒業後のサポート、受講料と支払い方法を確認する回です。目的によっては、ほかの選択肢が合う場合もあります。自分の目的に合うかを確かめる機会として、気軽にご活用ください。申し込みを急ぐ必要はありません。

詳しくは以下の記事で解説しています。

関連記事ポジウィルコーチングスクールの個別説明会とは?当日の流れや内容を解説

関連記事ポジウィルコーチングスクールの評判は?口コミ・料金・卒業後のリアルを徹底解説

コーチングを学ぶと、副業の幅は広がる?

キャリアコンサルタントの資格に、コーチングを組み合わせる人もいます。ただし、必ず学ぶ必要があるわけではありません。ここでは、何が広がるのかと、学ぶ前の確認点を整理します。

キャリアコンサルティングとコーチングの役割の違い

キャリアコンサルティングは、働き方や進路の相談を受け、制度や求人などの情報を示しながら助言する仕事です。国家資格であり、登録した人だけが名乗れます。

コーチングは、質問を重ねて、相談者自身が目標と次の行動を決め、実行するところまで支える関わり方です。民間の資格が中心で、名乗るための登録は必要ありません。同じ「相談」でも、情報を示して助言する関わり方と、本人の決定を引き出す関わり方では、面談の準備も、面談後の関わり方も異なります。

進め方の違いや、どちらを選ぶかの判断は、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事キャリアコンサルタントとコーチングの違いは?それぞれの特徴や共通点も解説

コーチングを足すと広がること

コーチングを学ぶと、副業で提供できるサービスの形が広がります。キャリアコンサルティングの面談は、1回で相談が完結することも多くあります。コーチングの考え方を取り入れると、数か月にわたって目標の実行を支える、継続型のサービスを設計できます。

継続型にすると、1回きりの相談より、同じ相談者との関わりが長くなります。収入の見通しが立てやすく、次の相談者を探す頻度も減らせます。ただし、継続型は、相談者に数か月分の時間と料金を使ってもらう形になるため、成果の説明や、途中での見直しが必要になります。

コーチングの副業については、以下の記事もご覧ください。

関連記事コーチングは副業になる?未経験からの始め方と収入相場

学ぶ前に確認したいこと

学ぶ前に、次の4点を確認しましょう。何のために学ぶのか。費用はいくらか。期間はどれくらいか。卒業後に、実践できる機会があるか。資格や講座を選ぶだけでは、面談の経験は積めません。

学んだあとに、実際の相談者と向き合う機会があるかが、副業につながるかどうかを左右します。講座によっては、修了後の実践の機会がなく、自分で相談者を探す形になる場合もあります。

資格の種類や選び方は、以下の記事で解説しています。キャリアコンサルタントの資格だけで、副業を始めることもできます。学ぶかどうかは、目的と、かけられる時間と費用から判断しましょう。

関連記事コーチング資格とは?種類・取得方法・選び方をわかりやすく解説

キャリアコンサルタントが副業を始める5ステップ

ここまでの内容を、始め方の手順にまとめます。一度に決める必要はありません。順番に、仮の答えを置きながら進めましょう。

1 支援する対象を決める(資格+これまでの経験)

最初に、誰を支援するのかを決めます。資格に、これまでの仕事や生活の経験を掛け合わせると、対象が絞りやすくなります。人事の経験なら採用や転職の相談、子育てと仕事を両立してきた経験なら、復職や働き方の相談といった具合です。

紙に、これまでの経験、得意な相談、想定する相談者を書き出してみましょう。最初は仮決めで構いません。実際に面談をして、反応を見ながら、後から調整できます。個人で集客する場合は特に、

この対象の決め方が、発信の内容を左右します。対象を絞ると、相談者が「自分のための相談だ」と受け取りやすくなります。

2 目的を決める

次に、副業の目的を決めましょう。目的は、収入、面談の経験、キャリアの幅を広げること、のどれが中心かで、選ぶ手段が変わります。

経験が目的なら、無償や低額でも実際の相談者に会える道が向いています。収入が目的なら、単価や、営業に使う時間を重視します。

目的は、「月に面談を何回行うか」「半年後に何件の実績を作るか」のように、数で書くと見直しやすくなります。数は、自分で決めて構いません。後で、目的と実際の結果を比べられる形にしておくことが大切です。

収入と経験の両方を目的にすると、手段の選び方が定まりにくくなります。最初は、どちらを優先するかを1つに決めると進めやすくなります。

3 仕事の形を選ぶ

目的が決まったら、仕事の形を選びます。仕事の種類は「個人向けの相談」「業務委託」「教育機関での支援」「講師・執筆」の4つ、見つけ方は5つの手段から選べます。目的と、使える時間、営業にかけられる時間に合わせて組み合わせましょう。

経験が少ない場合は、1つの形に絞らず、2つを組み合わせる進め方もあります。たとえば、経験を積める道で面談の回数を重ねながら、並行して個人相談の準備を進める形です。

1つの手段に、収入のすべてを頼らないほうが、続けやすくなります。どの形でも、契約内容や報酬の条件は、事前に確認しておきましょう。

4 小さく始める

本業への影響が出ないように、小さく始めます。週に使える時間を先に決め、面談の回数を絞って、まず数回、実際の面談を経験しましょう。最初の数回は、低めの単価や、無償の相談から始める方法もあります。

契約を結ぶ場合は、報酬の額、支払い時期、業務の範囲、守秘義務の取り決めを、事前に確認します。面談をしたあとは、うまくいった点と、うまくいかなかった点を、自分の言葉で振り返りましょう。

小さく始めると、合わないと分かったときにも、見直しやすくなります。最初から高い単価や多くの回数を目指すと、準備が間に合わず、面談の質が下がる原因になります。

5 実績を記録し、見直す

面談の回数、1回あたりにかかった時間、収入、経費を、毎回記録します。記録があると、時間あたりの収入や、営業に使った時間が見え、手段が合っているかを判断できます。実績は、次の案件に応募するときや、個人の相談者に伝えるときにも使えます。

ただし、相談者の個人が特定される情報は、守秘義務の対象です。記録には、特定されない形で書き、保管にも気をつけましょう。一定の期間ごと(たとえば3か月)に、目的と結果を比べ、手段や対象を見直します。

続けるか、形を変えるかは、記録をもとに決められます。記録の項目は、多すぎると続かないため、回数、時間、収入、経費、振り返りの5つ程度から始めましょう。

副業を始める前の注意点

副業を始める前に、特に確認したい点が3つあります。いずれも、後から問題になると、相談者からの信頼や収入に影響します。

守秘義務と信用失墜行為の禁止

キャリアコンサルタントには、職業能力開発促進法で、信用失墜行為の禁止と、守秘義務が定められています。相談で知った内容を、正当な理由なく他人に漏らしてはなりません。副業でも、同じ義務があります。違反した場合は、登録の取消しなどの対象になる可能性があります。

副業で特に気をつけたいのは、次の3点です。オンライン面談では、声や画面が周囲に漏れない環境を選ぶこと。記録は、パスワードを設定し、共有の端末に保存しないこと。SNSやブログで事例を書く場合は、個人が特定されないようにすること。本業の情報を、副業に持ち込まないことも大切です。

税金と確定申告

国税庁によると、給与を1か所から受けている人は、給与・退職以外の所得の合計が20万円を超える場合、確定申告が必要です。ここでいう「所得」は、収入から必要経費を引いた額です。収入が20万円を超えていても、所得が20万円以下なら、この基準には該当しません。

たとえば、年間の収入が25万円、経費が8万円なら、所得は17万円です。経費の記録は、日頃から残しておきましょう住民税の扱いは、所得税とは別に考える必要があります。所得が20万円以下でも、申告が必要になる場合があるため、お住まいの市区町村に確認してください。

名称と契約の確認

「キャリアコンサルタント」の名称は、登録した人だけが名乗れます。名称独占の資格のため、登録していない人が名乗ることはできません。登録が有効かどうかは、更新の時期とあわせて確認しておきましょう。

業務委託の契約では、報酬の額と支払い条件、業務の範囲、契約の期間を確認します。特に、報酬が面談だけの金額か、データ登録、案件の紹介、書類の作成などの付帯業務を含む金額かを、事前に確認してください。

実際の募集案件でも、付帯業務を含む単価の例がありました。同じ単価でも、時間あたりの収入は大きく変わります。メッセージのやり取りだけで依頼を受ける場合も、条件は文章で残しておきましょう。

キャリアコンサルタントの副業のよくある質問

副業にどれくらいの時間が必要ですか

必要な時間は、仕事の形と目的によって異なります。たとえば、週に使える時間が5時間で、発信や営業に3時間使うと、面談に使える時間は2時間です。面談1回に準備と記録を含めて90分かかるなら、週に1回強になります(仮定)。

最初に、週に確保できる時間を決め、その範囲で行える面談の回数から逆算しましょう。営業に時間をかけにくい場合は、案件を受ける形のほうが、時間を面談に使いやすくなります。

取得したばかりでも副業はできますか

できます。ただし、募集される案件の中には、「経験者優遇」とされ、面談業務の経験を求めるものがあります。取得直後は、経験を積みながら始める方法が向いています。

ロールプレイや勉強会、NPOなどの相談活動、小規模な個人相談、業務委託といった道があります。詳しくは、「面談の経験を積む4つの道」を参照してください。経験を積む機会がある環境を選ぶと、進めやすくなります。

週1回や土日だけでもできますか

できます。個人の相談では、相談者の都合に合わせて、土日や夜の時間帯に面談を設定できます。週に1回の面談でも、始められます。

ただし、業務委託の案件では、面談の日時や回数が決まっている場合があります。応募する前に、必要な稼働日と時間帯を確認しましょう。本業の予定と重ならないかを、事前に確かめておくことが大切です。

確定申告は必要ですか

給与を1か所から受けている場合、副業の所得(収入から必要経費を引いた額)が年間20万円を超えると、確定申告が必要です。収入ではなく所得で判断する点に注意しましょう。

所得が20万円以下でも、住民税の申告が必要になる場合があります。経費の記録は、日頃から残しておきましょう。詳しくは、国税庁の案内か、お住まいの市区町村、税務署に確認してください。

副業で独立はできますか

可能性はあります。ただし、JILPTの調査では、年収のうち関連活動の収入が「0%」の人が41.2%、中央値が5.0%でした。資格だけで収入が安定するとは限りません。

独立を考える場合は、まず副業として始め、面談の経験と実績、安定して相談者を得られる手段を作ることが先です。収入が見込める状態になってから、働き方を見直しても遅くありません。

資格がなくても、キャリア相談の副業はできますか

相談の仕事そのものは、資格がなくても行えます。ただし、「キャリアコンサルタント」を名乗れるのは、登録した人だけです。名称を使うと、法律に反するおそれがあります。

資格がない場合は、「キャリア相談」「就職支援」といった表現を使い、自分の経験にもとづいて支援する形で始められます。資格の取得を検討している方は、取得にかかる時間と費用と、取得後に面談の経験を積める環境があるかを、あわせて考えましょう。

まとめ|キャリアコンサルタントの副業は、経験の積み方から考える

キャリアコンサルタントの副業は、できます。JILPTの調査では、キャリアコンサルティングの仕事を兼任・兼業で行う人が約6割でした。仕事には、個人向けの相談、業務委託、教育機関での就職支援、講師・執筆があり、営業の要否や契約の形が異なります。

収入は、資格を持っていても、関連活動の収入が「0%」の人が41.2%という調査があります。副業全般の報酬も、月数万円の人が多い状況です。案件や相談者を見つける手段は、営業に使う時間まで比べて選びましょう。取得直後は、経験者を求める案件があるため、面談の経験を積む道から考えると進めやすくなります。

守秘義務、確定申告、名称と契約の確認も忘れずに。まずは、支援する対象と、目的を決めるところから始めてみましょう。面談の実践経験を積む道を、誰かと整理したい場合は、次の個別説明会も選択肢のひとつです。

面談の実践経験を積みたい方へ|ポジウィルコーチングスクールの個別説明会

副業でもっとも大変なのは相談者の獲得で、取得直後は、面談の経験を積む機会そのものも限られます。ポジウィルコーチングスクールは、この2つの壁に向き合える選択肢のひとつです。ここでは、業務委託トレーナーの機会と、学べる内容、受講料、個別説明会の流れを紹介します。

業務委託トレーナーという選択肢

スクールを卒業し、ポジウィル認定資格に合格すると、ポジウィルキャリアの業務委託トレーナーとして活動する機会があります。相談者はポジウィルキャリアから案内されるため、自分で集客する必要がありません。コーチングとスキルアップに専念して、実績を積めます。

報酬は、面談1回あたり2,000〜5,000円が目安です。業務委託者の8割以上が、本業で正社員として働いており、週1時間程度から取り組めます。報酬の目安のほか、面談の件数や、相談者の割り当ての方法も、説明会で確認できます。ただし、契約は合格者全員に保証されるものではありません。

学べる内容と、サポート

約2か月で、カウンセリング、コーチング、コンサルティングの3つのスキルを学びます。全10回のライブ講義と、毎週のロールプレイングがあります。受講生と業務委託コーチの7〜8割は、コーチングが未経験です。

最初の3〜5名の相談者を担当する間は、メンターとの1対1の壁打ちがあります。約300人が参加するコミュニティもあり、実践の悩みを共有できます。ロールプレイを重ねる環境は、面談の経験が足りないと感じる取得直後の方にとって、実践の前の練習の機会になります。

キャリアコンサルタントの資格を持つ方も、コーチングを新たに学ぶ機会として、活用できます。

受講料と支払い方法

項目

内容

期間

約2か月

受講料

660,000円(税込)

分割払い

月額31,900円〜(24回)【要確認】

入会金

55,000円(税込)【要確認:免除条件】

費用は、決して小さな金額ではありません。目的に合うか、費用と期間をかける価値があるかは、説明会で確認してから判断できます。

他のスクールや、資格の取得と比べて検討することも大切です。受講料は、約2か月の講義、ロールプレイ、卒業後のサポートを含めた金額です。

分割払いは、月々の負担を抑えられる一方、支払い回数が増えるため、総額もあわせて確認しましょう。入会金の扱いは、個別説明会で確認できます。

個別説明会の流れ

個別説明会は、無料のオンラインセッションで、プロコーチが担当します。1回目と2回目の2回制で、各回は約45〜60分です。1回目は、これまでの経歴と、いま感じている壁を整理する時間です。受講を決める必要はありません。

2回目は、カリキュラム、卒業後のサポート、業務委託トレーナーの条件、受講料と支払い方法を確認します。納得できなければ、受講しないという選択もできます。申し込みを急ぐ必要はありません。まずは、気軽にお話ししてみてください。

自分だけのキャリアを、
自分でデザインする力を身につけませんか?

ポジウィル
コーチングスクールPOSIWILL COACHING SCHOOL

「ポジウィルコーチングスクール」は、35,000人以上のポジウィルキャリアの支援実績をもとに開発されたオリジナルプログラムを通じて、自分自身でキャリアを考え、行動し続ける力を育てます。一度学べば、どんな仕事に就いても、どんな人生の転機が訪れても、自分らしくキャリアを築いていくことができる、一生役立つスキルが身につきます。

こんな人におすすめ

  • 自分自身で悩み解決やキャリア設計をしていきたい
  • コミュニケーションスキルを高めたい
  • 将来マネジメントにチャレンジしたい
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