
仕事に行きたくなくてしんどい…
仕事に行きたくないけど休むのは甘え?
毎日つらくてどうすればいいか分からない…
「明日から仕事に行きたくない。でも、行くしかない」。そう自分に言い聞かせながら、毎朝なんとか身体を起こしている。そんな日々を送っていませんか。
その気持ちは、決して珍しいものでも、特別弱いからでもありません。むしろ、真面目に働いてきた人ほど「行くしかない」と自分を追い込んでしまいがちです。
この記事では、弊社の無料カウンセリングでもよくご相談いただく仕事に行きたくないけど行くしかないという気持ちと向き合い、そのつらさの正体を見つめながら、今日から少し楽になる対処法と、根本的に抜け出すための方法までをご紹介していきます。
あわせて、ポジウィルで「心の土台」プログラムを監修する臨床心理士・公認心理師の大塚紀廣先生(ガッツ先生)に、そのつらさは、あなたのせいではないかもしれないという視点から、心の仕組みと向き合い方についてうかがいます。
- 仕事行きたくないけど行くしかないと感じるのは、あなただけじゃない
- みんな行くしかないと思っている、でも口に出せないだけ
- 助けてと言えないまま、抱え込んでいませんか
- それは甘えではなく、心からのSOS
- 行くしかないで頑張り続けると、どうなるのか
- 頑張りたいのに頑張れないのは、あなたが弱いからじゃない
- 心のSOSは、体に出る
- そのサイン、1〜3週間続いていませんか
- それでも明日、行くしかないと感じるあなたへ
- 仕事が嫌になったときに、まず試したいこと
- 忙しすぎて、キャパオーバーなときの切り分け方
- どうしても無理な日は、休んでもいい
- どうしても辛い日の、休む連絡の仕方
- 休むと決めたら、早めに連絡を
- やってはいけないNG行動
- 「行くしかない」を「どうしたいか」に変えるには
- なぜ行きたくないのか、理由を言語化する
- 自分の強み・やりたいことを見つける
- 5年後を見据えたキャリアプランを描く
- でも、一人でやれる気がしないと感じたなら
- 一人で抱えず、キャリアのプロと一緒に整理するという選択肢
仕事行きたくないけど行くしかないと感じるのは、あなただけじゃない
行きたくないけど行くしかないと検索する手が止まらないほど、今のあなたは追い詰められているのかもしれません。まずお伝えしたいのは、その気持ちを抱えているのは、あなた一人ではないということです。
みんな行くしかないと思っている、でも口に出せないだけ
朝、満員電車に揺られながら、あるいは職場のドアの前で、「本当は行きたくない」と感じている人は、あなたが思うよりずっと多くいます。
ただ、その気持ちを口に出す人がほとんどいないだけです。まわりが平気そうに見えるのは、みんな同じように言えないまま通勤しているから。
あなたが特別打たれ弱いわけでも、我慢が足りないわけでもありません。
助けてと言えないまま、抱え込んでいませんか
つらいと感じていても、「こんなことで弱音を吐いてはいけない」「もっと大変な人がいる」と、自分の中に押し込めてしまう人は少なくありません。
でも、「助けて」と声に出せずに一人で抱え込み続けると、心の余裕は少しずつ削られていきます。
まず、今のつらさを「つらい」と認めること。それは弱さではなく、自分を守るための大切な一歩です。
それは甘えではなく、心からのSOS
「自分だけ行きたくないなんて、甘えなのかな」。そう思ってしまう気持ちは、とてもよく分かります。ですが、一言で仕事に行きたくないと言っても、その感じ方は人それぞれです。
多少行きたくない気持ちはあるけれど、まだ頑張れるという人もいれば、涙が出るほどつらくてもう頑張れない、休むことが必要な段階まで来ている人もいます。
あなたの行きたくない気持ちがどのレベルなのかは、他人と比べて決めるものではありません。
あなた自身が「しんどい」と感じているなら、それはもう、立ち止まって考えていいサインなのです。
行くしかないで頑張り続けると、どうなるのか
行きたくないけど行くしかないと自分を奮い立たせて、毎日出勤し続ける。その頑張りは立派なものですが、無理を重ねた先で心と身体に何が起きるのかも、知っておいてほしいと思います。
ここでは、ポジウィルの公式YouTubeチャンネルで臨床心理士の大塚先生(通称:ガッツ先生)が語ってくださった内容を交えながら、限界のサインについて整理します。
頑張りたいのに頑張れないのは、あなたが弱いからじゃない
「もっと頑張りたいのに、身体が動かない」「以前はできていたことが、できなくなってきた」。そんな状態に、自分を責めていませんか。
ガッツ先生は、「自分の限界は非常に見えにくいもの」だと指摘します。
骨折ならレントゲンで折れ方も治る見通しも分かりますが、心の疲労は物理的に見えないため、これが限界を超えているのかどうかが自分では判断しづらいのです。
だからこそ大切なのは、他人と比べないこと。「自分よりつらい人がいるはず」と考える必要はありません。
これまでの人生の中で「これはしんどいぞ」と感じるレベルに達したなら、その主観的な感覚こそが信頼できるサインだと、ガッツ先生は語っています。
心のSOSは、体に出る
心と身体はつながっているため、しんどさが限界に近づくと、何かしらの形で身体にサインが現れます。ガッツ先生が挙げていたのは、たとえば次のようなものです。
頭痛や胃腸の不調:ストレスが痛みとして出やすい部位
睡眠の乱れ:寝つきが悪い、早朝に不安感とともに目が覚めて二度寝できない
食欲の変化:食べられなくなる、あるいは反対に過食に向かう
感情の鈍化:以前は楽しめた趣味に興味が湧かない、やっても疲れるだけで心が動かない
特に見逃されやすいのが、最後の感情の鈍化です。
趣味で発散すればまた頑張れると言われますが、疲労が蓄積すると、そもそもその趣味をやりたいという気持ち自体が湧かなくなってきます。
好きだったことに心が動かなくなっているなら、それも一つのサインかもしれません。
※ここで挙げたサインは、病気を診断するものではありません。あくまで一度立ち止まって、自分の状態を振り返るきっかけとして捉えてください。つらい症状が続く場合は、我慢せず医療機関に相談することをおすすめします。
そのサイン、1〜3週間続いていませんか
こうしたサインが出たとき、危険かどうかを見分ける一つの目安が、続いている期間です。
ガッツ先生によれば、一般的に1週間から3週間程度以上続いているかどうかが、ひとつの判断材料になるといいます。
大事な会議やプレゼンの前夜に寝つきが悪くなるのは自然なこと。そうしたはっきりした理由があるなら、たいてい数日で元に戻ります。
問題は、特別なイベントもないのに、なんとなく不調が慢性的に続いている場合です。
何もない日常の中で、頭痛や不眠、気分の重さが1週間、1ヶ月と続いているなら、それは以前から積み重なったストレスや疲労が影響している可能性があります。
サインが続くと感じたら、そこで一度立ち止まってみてください。
それでも明日、行くしかないと感じるあなたへ

根本的な解決は大切ですが、そうは言っても明日はとにかく出勤しなければいけないという現実もあります。ここでは、今すぐ心を少し軽くするための対処をご紹介します。
仕事が嫌になったときに、まず試したいこと
仕事が嫌になったとき、その気持ちを頭の中だけで抱えていると、不安はどんどん大きくなります。まずは何が嫌なのかを、紙やスマホのメモに書き出してみましょう。
上司の言い方が苦手、この業務にやりがいを感じないなど、漠然としたモヤモヤを言葉にするだけで、気持ちが少し整理され、対処すべき対象がはっきりします。
嫌な気持ちの正体が見えると、それだけで心の負担は軽くなるものです。
忙しすぎて、キャパオーバーなときの切り分け方
仕事が忙しすぎて、考える余裕もない。そんなときは、抱えているタスクを、今日やらなければいけないことと、後回しにできることに分けてみてください。
すべてを完璧にこなそうとすると、心も身体も持ちません。優先順位をつけ、手放せるものは手放す。一人で抱えきれない量なら、上司や同僚に一部を相談することも、立派な対処です。
どうしても無理な日は、休んでもいい
対処を試しても、どうしても身体が動かない日もあります。そんなときは、無理をせず休むという選択をしてください。
高熱で身体が弱っているときは休むと判断できるのに、心が弱っているときは休んではいけないと思い込んでしまう人がまだまだ多いのが実情です。
ですが、どうにもならないくらいつらいとき、自分を守れるのは自分だけです。無理を続けた結果、働けなくなってしまっても、まわりの誰かが代わりに生活を支えてくれるわけではありません。
まずは、自分の心の健康を最優先にしてくださいね。
どうしても辛い日の、休む連絡の仕方
休もうと決めたとき、次に気になるのが職場への連絡です。ここで必要以上の罪悪感を持たずに済むよう、押さえておきたいポイントをまとめます。
休むと決めたら、早めに連絡を
休むと決めたら、できるだけ早めに上司や職場へ伝えるのが基本です。前日の夜に明日は行けないと分かったなら夜のうちに、当日の朝なら始業前までに連絡しましょう。
電話が難しければ、メールやチャットでも構いません。
理由は、正直にメンタルが限界だと打ち明けるのが難しければ、体調不良とまとめてしまって大丈夫です。少し体調を崩していてと簡潔に伝えるだけで問題ありません。
長引くようなら、病院で診断書をもらうことも検討しましょう。
ポイント
前日の夜に「どうしても明日行けない」とわかったなら、夜のうちに連絡する
当日朝になってしまったら、始業前までに伝える
「急に申し訳ありませんが、体調が優れないので本日お休みいただきます」などの簡潔なメッセージでOK
やってはいけないNG行動
せっかく休むと決めても、次のような行動は職場との信頼関係を損ねたり、後で気まずくなったりしやすいので気をつけましょう。
会社に連絡せずに無断欠勤
一番トラブルの元。上司や同僚が困るだけでなく、あなた自身の印象が悪くなってしまいます。
当日の始業時間をすぎてから休み連絡
やむを得ない場合もありますが、できる限り始業前に連絡を。
理由をあいまいにしすぎる
「体調悪い」という大まかな伝え方でも問題ないですが、まったく理由を言わないと逆に疑われるケースも。
休んだ日にSNSで遊びっぷりを投稿
「休むって言ってたのに元気そうじゃない?」などの誤解を招きやすいので注意。
「行くしかない」を「どうしたいか」に変えるには

ここまでお伝えしてきた対処法や、休むという選択は、つらい今日をなんとか乗り切るための大切な手段です。
ですが、それはあくまで対症療法でもあります。一日休んで少し回復しても、また次の朝には行きたくないという気持ちが戻ってくる。その繰り返しに、心当たりはないでしょうか。
行きたくないけど行くしかないという状態から本当の意味で抜け出すには、対処を重ねるだけでなく、その気持ちの根っこにある「自分はこれからどうしたいのか」に、一度きちんと向き合ってみる必要があります。
ここからは、少しだけ先の話をさせてください。
なぜ行きたくないのか、理由を言語化する
行きたくないの裏側には、たいてい本当は辞めたい、今の状況を変えたいという気持ちが隠れています。
ただ、その気持ちに任せて勢いで動く前に、まず何が嫌で、なぜ行きたくないのかを明確にすることが大切です。
ここを怠ると、嫌な一面を裏返しただけのコインの裏返し転職が起こりがちです。
仕事は、職種・事業内容・人間関係・働き方・給料・プライベートとのバランスなど、複数の要素でできています。
この中の何が嫌で、変えたいのかを正しく捉えないまま転職しても、また別の不満が生まれ、結局ずっと苦しいままということになりかねません。
あなたが本当に変えたいのは何なのか。そしてそれは、本当に今の環境では変えられないのか。ここを見極めることが出発点になります。
自分の強み・やりたいことを見つける
仕事に行きたくないと感じる背景には、自分の強みを発揮できていなかったり、やりがいを感じられていなかったりするケースもあります。
その場合は、自分の強みややりたいことを明確にすることが重要です。
仕事には向き不向きがあります。今、楽しいとも好きとも思えず、没頭できないのであれば、改めて自分と向き合ってみましょう。
このとき大切なのは、好きと嫌いを二項対立で考えないこと。好きなことをしていても嫌なときはあるものです。
全部が好きである必要はないと理解したうえで、没頭できる時間を少しずつ増やしていく。
つらい仕事に耐え続けるのではなく、そういう仕事を探していく努力のほうに、エネルギーを向けてみてください。
5年後を見据えたキャリアプランを描く
強みややりたいことが見えてきたら、それを実際にどう仕事にしていくか、キャリアプランを立てていきます。
やりたいことに対して経験が足りないなら積んでいけばいいですし、知識が足りないなら学べばいい。5年後、10年後にどうありたいかを踏まえて設計していくと、納得感を持って働けるようになっていきます。
でも、一人でやれる気がしないと感じたなら
ここまで読んで、理屈は分かった、でもこれを一人でやれる気がしないと感じた方も多いのではないでしょうか。
実は、それはとても自然な感覚です。
ガッツ先生も、「頑張れる人ほど、もう自分でやるしかないと視野が狭くなり、袋小路に入り込みやすい」と指摘しています。
そして、「解決策を焦って出す前に、まず必要なのは現状整理」だと言います。
今の自分の気持ちや状況を、信頼できる誰かにそっと話して、外に出してみること。
頑張ってきた人ほど、自分の思考の枠から出るのが難しく、本当の原因や本音は、自分一人ではなかなか見えないものなのです。
立ち止まって、誰かと一緒に整理する。それは決して逃げではありません。むしろ、誰かに話すからこそ、自分一人では気づけなかった本音や、思ってもみなかった選択肢が見えてくることがあります。
一人で抱えず、キャリアのプロと一緒に整理するという選択肢

相談相手の一つとして、キャリアのプロという選択肢があります。
「行きたくないけど行くしかない」そう自分に言い聞かせてきた気持ちを、まずはそのまま話してみるところから始めてみませんか。
これまで見てきたように、行きたくない気持ちの正体は、自分一人ではなかなか見えてこないものです。
なぜ行きたくないのか、本当はどうしたいのかといった言語化や、休んで回復してもまた戻ってくる、あの繰り返しから抜け出すための、根っこの整理などをキャリアのプロが一緒に手伝います。
ポジウィルキャリアは"生き方支援カンパニー"として生きづらさを抱えている人や、悩んでいる方の力になるためのサービスを提供しています。
また、無料カウンセリングでは、45分間、キャリアのプロがあなたの人生に真摯に向き合います。行くしかないと自分に言い聞かせてきた日々を、これからどう生きたいかを考える時間に変えていきましょう。一人で抱えてモヤモヤと悩み続けるのは、今日で終わりにしませんか。
少しでも興味があれば、ぜひ一度、無料カウンセリングにお越しくださいね。
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