新卒でシステムエンジニアとして就職し、その後着物販売の会社へ転職し4年勤務。更にポジウィルのトレーニングを経て、エネルギー事業者に対して業務改善を提案するお仕事へと転職されました。受講前は、仕事に対してモヤモヤを抱えつつも、自分が何に対して悩んでいるのか、何をしたいのか分からない状態。転職を考えるも自分だけでは変われないからとポジウィルキャリアへ申し込み、トレーナーとの対話から本当に目指したい軸を見つけた川島さんのストーリーを伺いました。
モヤモヤとした悩みの正体が分からないまま最初の転職へ
新卒でのシステムエンジニアから着物販売へと転職されたのは、どんな軸や経緯があったんでしょうか?
システムエンジニアを選択したのは、何かスキルを身につけたいという思いがあったからなんです。でも、実際に働いてみたらモヤモヤとした悩みが出てきました。確かにスキルを身に付けたいとは思っていたけど、システムエンジニアという職種は何となく選んでしまっていたんですね。それで、やはり自分の好きなことを仕事にしようと思って、もともと興味のあった着物業界へ転職しました。
受講前、どのような悩みを持っていましたか?
仕事に対して頑張れないときがあって、また転職をしたいなっていう気持ちになっていたんです。けれど、実際に何をしたいのかが分からない。自分自身が考えていることが分からないってところに、一番悩んでいました。
着物販売の会社では、年に一度のセールならお客様のためになるし、着物を販売することで作り手さんへ還元できる。分かりやすく自分の価値観とマッチしていて、すごく納得して働けていたんです。
それが、コロナの影響を会社が受けたこともあって方針が変化したんです。私の価値観としては納得できなくなってしまって。それと同時に、以前ほど成績もだせなくなったこともあり、モチベーションが下がってしまいました。
当時その悩みに対して、自分なりにどう行動して乗り越えようとしていましたか?
実際に自分で転職活動を始めてみたり、分かりやすい肩書が欲しいなと思って社労士の資格取得に向けて勉強も始めてみたり。でも、自分自身の根本的な悩みが分かっていないから、振り出しに戻ってしまう。転職活動自体も迷走してしまったんです。
ひとりでは限界を感じポジウィル受講を決意
そこからポジウィルと出会い、受講を決意した理由は?
もう、これ以上はひとりでは限界でした。そこで、自分に合う仕事を教えてくれるサービスがあるならお金を払ってでもお願いしたいと思って探したんです。そして、ポジウィルにたどりつきました。「私が探していたのはこれだ!」って思いました。
ポジウィルを選んだ決め手は何ですか?他社と比較検討しましたか?
決め手は2つあります。
ひとつ目は、カウンセリングが終わった後に、「あなたのためになるから受けた方がいい」と言ってくださって、本当に親身になって寄り添ってくれるんだなと感じたからです。実は他社さんのカウンセリングも受けたんですけど、どんどん売り出してきて営業色が強く感じました。ポジウィルにはそういった印象はなかったです。
もうひとつは、業界の先駆者であることですね。実績の多さがやはり信頼できると思って決めました。多くの実績の中には、きっと私と似た悩みを持っている人もサポートされた経験があるんじゃないかなとも思ったんです。
決して安くない金額だと思いますが、何が自分の背中を押したのでしょうか?
形のあるものじゃなくて経験を買うって、正直不安はありました。でも、もうこれ以上ひとりでこの場所にとどまっていては何も変わらないと思ったんです。ポジウィルでトレーニングをして自分が納得できる転職先を見つければ、年収もアップできるはずだし、そこでしっかりと回収すればいいって考えました。
カウンセリングで印象に残ってることや言葉などはありますか?
「周りの評価が欲しいし、周りに認めてもらいたいからそういうのを選んでるよね」って言われて、確かにと思いました。それまで、システムエンジニアや社労士っていう分かりやすい「肩書」となるスキルを得ようとしていたんです。それって、自分で自分を認めてあげられていない、つまり自己肯定ができていなかったんですね。その仕事がやりたかったわけじゃなくて、周りにアピールできるなにかが欲しかったんだなって、腑に落ちました。
私は自分と28年間も向き合ってきたはずなのに、カウンセリングしてくれた方が、私より私のことをすぐに理解してくれたことも、衝撃的でした。
自分の仕事を棚卸して理解することで、自己肯定へ繋げる
トレーニングの中で印象に残っているワークや言葉はありますか?
一番印象に残ってるのは、仕事理解ワークですね。今までやってきた仕事を棚卸していくワークです。
それまでは、自分が頑張れてないところばっかり見てしまって自己否定を繰り返していたんです。でも、このワークでやってきた仕事の一つひとつを振り返ってみたら、ちゃんと頑張ってた自分が見えてきました。そこを「頑張ってたじゃん」って肯定してもらえたんです。
当時も転職を前提には考えてはいましたけど、それまで頑張ってた自分自身もちゃんと肯定してあげられて、やっている仕事自体もすごく楽しくなっていきました。まさに転換点だったなと思います。
どういう風に業界・職種・企業を選定しましたか?
仕事の棚卸をしたときに分かったのは、自分の仕事がお客様に提供する意味があると納得感を得られたときに、私はパフォーマンスを発揮できるっていうことでした。その納得感を得られたときは、強い推進力を発揮できるっていうことも分かったんです。自分が世の中に求められていて、自分自身も必要だと思うことを仕事にしたい。それなら、常に自分がしっかりとパフォーマンスを発揮できるはずだって思いました。
同じタイミングで、トレーナーの方から「企業って、世の中の課題を解決するためにあるんだよ」って言われたんです。当たり前なことかもしれないんですけど、私にとってはすごく新鮮な言葉でした。だったら世の中の課題って何だろう。自分が今、世の中に対して不満に思ってることってなんだろうって考えたときに、環境に関すること、例えばゴミ問題なんかに不安やストレスを感じているなと見えてきたんです。だったら、その不安要素を解決していけるような仕事ができればいいなって。
環境問題って世界的にも課題になるくらい大きなことなので、世の中の仕組み自体を変えられるようなことをやらないと意味がないと思ったんです。そこで、最近騒がれているカーボンニュートラルといった辺りに関わりたくて、エネルギー業界にたどりつきました。
何社受けて何社くらい内定出ましたか?最終的な決め手はどこでしたか?
20社応募して、2社内定をいただきました。最初から企業分析を面接対策レベルまでやって、応募する段階で「受かったら入りたい」と納得感を持てる会社を選定していました。
最終的に今の会社に決めたのは、私がやりたいと思った環境エネルギーっていうところに関われるからです。世の中の仕組みそのものを変えられる事業内容にも惹かれたし、年収も上げられるのも大きな魅力でした。あとは、将来的にも幅広いキャリアを進んでいけるんじゃないかなと思って選びました。
トレーニングによって転職活動に活かせたポイントは何でしたか?
一番のポイントは、企業研究ですね。先ほども話しましたが、そもそもこの企業がなぜその活動をしているのかを調べたり、なぜ自分がこの会社に興味を持って受けたのかをしっかりと言語化したり。そこが一番自分の納得感に繋がっていたんだと思います。自分の強みや興味関心と会社のビジョンやサービスをつなげる行動が、まさに企業研究でした。
仕事の選び方に気づけたからたどりついた転職先
受講から時間が経ちましたが、改めてトレーニングによって変化したこと、成長できたことは何ですか?
今まで本当に仕事の選び方を知らなかったことに気づいたのが一番の発見であり変化です。それまでは、企業が何のためにあるのか、なぜ仕事をするのかっていうのを理解しないでただ働いていたんです。
自分が仕事をする上で納得感を得るためには「企業は世の中の課題を解決するためにある」っていう言葉がすごくマッチしたし、だからこそ自分が何を解決したいのかを考えるきっかけにもなりました。転職先選定の重要性を理解できたことで、今の会社に入社することができたんです。
受講を通じて、ポジウィルキャリアで一番魅力と感じた部分はどこですか?
トレーナーの方が、すごく私のことを肯定してくれたことです。味方になってくれる人がいるっていうのは、本当にすごくありがたいですし嬉しいですね。大人になるとなかなか人から褒められることって少なくて。きっとみんなすごく頑張ってると思うんですけど、私みたいに頑張ってる自分に向き合えてない、自分自身を認めてあげられてない人ってたくさんいると思うんです。そこを肯定してもらえたのはとても大きかったですね。
また、過去の経験や今の仕事の話も、否定も肯定もすることなく聞いてもらえたのも魅力のひとつでした。そのおかげで自分を開放できたし、素の内面をさらけ出せたからこそ、自分の求めていた答えを見つけることが出来たんだと思います。
どんな人にポジウィルキャリアをおすすめしたいですか?
「自分なんか」って思ってしまう人にこそ、おすすめしたいですね。キャリアコーチングって意識が高い人がやるんじゃないかなって思ってる人もいるんじゃないでしょうか。でも、そう思っている人こそ受講してほしい。「自分なんかが受けても」って思ってる人こそ、受講したらきっと自分の可能性を信じられるようになる。「自分ってこんなことができたんだ」っていう気づきがあるし、世界の見え方が変わるんじゃないかなと思います。
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