新卒で大手自動車メーカーに就職し、社内でのジョブローテーションでさまざまな仕事を経験した宮田さん。受講前は、幅広い経験はしてきたものの、それぞれのスキルを積み上げられないことで「自分はどういうことをやっていきたいのか、やっていくべきなのか」「自分は外の世界で評価されるのか」といった悩みを抱えていました。
その後ポジウィルのトレーニングを経て、人生のゴールに向かっていくための経験を積むべく、ベンチャー企業への転職を決意。年収100万円UPも叶えた宮田さんのストーリーを伺いました。
今の会社以外で認められるのか不安に感じていた
当時どんな悩みを持っていましたか?
新卒で就職したマツダは社内でのジョブローテーションがかなりあったので、入社して3年でもいろいろな仕事を経験できたのは良かったです。営業をやったときは上位の成績を出すことはできましたし、人事でも経営に近い人事制度などに関わらせていただきました。おそらく同期の中でもより認めていただけていたのだと思います。
でも「本当にこれでいいのかな」という悩みがありました。もうちょっとやりたい、もうちょっと頑張りたいっていう思いがずっと消えなくてモヤモヤしていたんです。
それと、会社の中では認められているけれども、外に出たときに認めてもらえるのか、単純に2~3年目にしては頑張っているから褒められてるだけなのかもとも、気になっていました。
そもそもマツダに入社を決めた決め手は?
大学も就職も、周囲から認められることがすごいことだと思っていました。
「こういう会社がいいよ」とか「誰々があそこの内定をもらったらしいよ、すごいね」って聞くと、やはり有名で人気な学校や会社にいくって大事なことなんだなと。そのために、人気ランキングの上位をチェックして就活をしたんです。
でも、実は「自分がどういうことをしたいのか」「どういうことをしていくべきなのか」「どういう会社に入ったらいいのか」といったことはあまり見えていなかったなと、今は思います。
当時の悩みに対して、自分なりにどう行動して乗り越えようとしていましたか?
外に出たときに認めてもらえるのか確かめるために、転職サイトや転職エージェントに登録して、いろいろなエージェントさんと話をさせてもらったり、仕事を紹介していただいたんです。
実際転職エージェントに登録してたくさん仕事を紹介してもらったのですが、「ここもいいなあっちもいいな」と目移りしてしまって。全然自動車に関係ない業界だったり今まで全然自分がやってきていないようなお仕事内容にも飛びついてしまうだったりとか、ここは社員さんの雰囲気がいいなとか、ここは給料がちょっと高いぞとか、福利厚生いいぞとか。でも最終的にいまいちしっくりくるものがありませんでした。
そんな中でたまたま厳しいことを言ってくれるエージェントさんに当たり、「宮田さんは自己分析ができてないですね」と結構ストレートに言われて。確かに自分の中に軸がないから目移りして何も決められないんだなというのをその時ガツンと言われて痛感しました。
同じ悩みを乗り越えてきたトレーナーだから信頼できた
ポジウィルと出会い、無料カウンセリングを受けてみようと思ったきっかけは何でしたか?
自己分析をしないといけないなと思い、ネットで調べたり書籍を買ってみたりしていろいろやってみたのですが、自分で自分を分析するというのが当時の私は全然できませんでした。ひとりでやっていると、これで合っているのか、こういう分析の仕方でいいのかも分からなくて。
ポジウィルを知ったのは、そうやって自己分析について調べているときです。自己分析の支援をしているとあったので、トレーナーさんが書いているnoteなどの記事を拝見しました。そこで、私と同じように大手の会社に入ったけれど悩んで、いろいろな人ことにもがいて苦しんで、最終的に自分のキャリアの方向性を見つめ直した方がたくさんトレーナーをやってらっしゃるというのを拝見したんです。
「ここだったら、自分が今悩んでることをサポートしてもらえるのではないかな」と思い、話を聞いてみようかなと思いました。
無料カウンセリングはどういう印象でしたか?
今まで散々本やネットで調べて自分で自己分析をやってきて、でもわからないなと思っていたにも関わらず、少しお話しただけでまだまだ考えられていなかったことや、新しい考え方とか、気づきがすごいあって。トレーナーさんからの質問や問いのおかげで、今までひとりでは見えていなかった別の視点から自己分析をすることができました。見えるものが変わってきたと実感しました。
悩みに対しても、トレーナーさんが会社員当時に似たような経験をされてきた方だったので、とても共感いただけたのも嬉しくて。自分の悩んでいることを理解してもらえる、寄り添ってくださるというのをすごく感じましたね。
トレーニングの受講の決め手は何だったのでしょうか?
決め手は2つあります。
1つ目は、自己分析のサポートです。就活時代からずっと悩んでいたのですが、本やネットで調べて自分なりにしてみたけど、なかなか上手くいかなかったことだったので。これ以上ひとりで悩んでいても時間が経過するだけじゃないか、ここで思い切って自己投資する方が近道なのかなと思いました。
2つ目は、トレーナーさんの存在が大きかったです。受講前は「私はここまで3年も悩んでいたのに、たった3カ月のトレーニングで本当に変わるのだろうか」と半信半疑でした。でも、トレーナーさんが 「大丈夫ですよ」と力強くおっしゃってくださいました。
もちろん口先だけではなくて、トレーナーさん自身も苦悩を乗り越えてきた過去があって、さらにたくさんの方の支援をしてきた経験の上での言葉ですよね。背中を押される感じがとても心強かったです。
そこまで深掘りするんだと衝撃を受けたトレーニング
トレーニングで印象に残っているワークなどはありますか?
印象に残ってるのは、やはりトレーニング前半で行った自己分析ワークです。自分の人生において、ポジティブな体験とネガティブな体験をそれぞれピックアップしていくんです。そして、当時の状況や感情、行動についてどんどん深ぼっていくワークが、かなり印象に残っています。
それまで自分がしていた自己分析と何が違いましたか?
とにかく「そこまで深掘りするんだ」っていうところですね。
自分ひとりでやっていた時も、過去の出来事にどういうことがあったのかを5W1Hで書いていくなどの手法は出てくるので自分でもやってきたつもりだったんです。自分の中で事前に整理しておいてからトレーニングに臨むんですけれど、トレーニングの場でいろんな角度から質問や問いを投げかけられて答えられないことがあまりにも多くて。
自分は何も見えてなかったというか、考えているつもりで考えられてなかったり、考えているつもりになってたというか。本当に考えるべき視点で物事を考えられてなかったんだなということを痛感しました。そこをアドバイスしていただけたのは大きかったです。
トレーニングをする前後で転職活動の感触は変わりましたか?
最初自分1人でやっていたときは全く手応えがないといいますか。自分がそもそも選んでる会社がこれでいいのかも確信が持てなくて、本当にこれでいいのかなという状態のまま進んでいく転職活動でした。
ですがトレーニングを受けて、転職活動する手前で自己分析をしっかりやっていたので転職活動に迷いがないというか。自分の中で確信を持って話もできますし、転職活動自体も進んでいきました。
逆に言うと、自分のやりたいこと・やってきたことはしっかり伝えられる状態だったので、転職活動で結果が振るわなかったとしても、それで駄目だということは、相手が求める条件とこちらが出しているものが単純にあってないだけと割り切れるので、転職活動自体が全く苦ではなくて。
「ただ単純に合わなかっただけだな次行こう」と自分に合うところが最終的に見つかればいいっていう、すごく健全なマインドで転職活動できたなという感覚がありました。
トレーニングの中で特に転職活動に活かせたポイントは何ですか?
転職活動において、面接対策の伴走をしてくださったのが大きいですね。自分はそれほど多くの経験を積めてきたわけではないので、どう伝えたら再現性があるように思ってもらえるのかのところで、情報整理の大切さと伝え方のテクニックを教わりました。
初めての転職活動で、自分ではなかなか客観的に見られなくて、面接官がどう感じるのかなど、トレーナーさんの今までの経験からサポートしていただきました。何度も何度も添削してくださって、心強かったですね。もちろん、他にもいろいろなサポートをしていただきました。
面接ではどんなことを意識しましたか?
自分がこれまでの社会人としての3年間「これをやりました」と言えるものがなくて。でも、業務に対しては一生懸命やってきたんです。取り組んできた課題は何なのか、それに対してどう考えて行動してきたのか、そういったところをどう伝えたらいいのかをトレーナーの方と一緒に練りました。どう伝えれば企業の方に「うちでも使える」と思ってもらえるか、というところを意識して固めていきました。
もうひとつ意識したのが、この領域で「これ」と言える経験は積めていなかったけど、逆に将来的に自分がどんなことをやっていきたいのかは明確になってきたので、それも伝えようと思いました。「自分はこういうふうになっていきたい。だからそのために今ここで頑張りたいです」と。これは、自己分析もして自分の人生の中で確信を持って言える状態になったので、かなり説得力を持ってお話ができました。
ジョブと専門性にこだわった転職で年収UP!
転職活動は具体的にどういった考えで進めていったんですか?
社会人3年目のころ、いろいろな経験はできたけど、ジョブローテーションがたくさんあったので経験を積みあげられてはいないと感じていたんです。自分の武器と言えるようなどこかひとつの領域を極めたくて。「自分はこれができます」という確固たる強みをつけたいというのが、転職活動の目的でもあったので。
そのスキルというところで言うと、これまで営業と人事とマーケティングのお仕事を経験させていただいたんですが、ここから専門性をつけていくんだったら営業かマーケティングの領域で考えていました。
大手メーカーからベンチャー企業に挑戦しようと思ったのはなぜですか?
将来に向かって確実に経験を積んでいきたいと思ったからです。
大きい会社だと、20代のうちは下積みになるんですね。あまり大きな仕事はできず経験が積みづらいと感じていたので、次はベンチャー企業に行こうと決めて転職活動しました。20社ほどエントリーしたんですが、最終的には3社から内定をいただきました。
最終的になぜその会社を選んだのですか?
最終的にはマーケティングに軸足を置きながら、裁量が大きい環境でいろいろな経験をさせてもらえると思い、新規事業が立ち上がって数カ月程度のベンチャー企業に決めました。
新しいビジネスを立ち上げるところに自分が携わるっていうのは、絶対に経験としてプラスになると思ったのが一つと、もう一つは当時の部署は社長直下だったというのもあって、経営に近い目線で仕事ができるのはかなり自分のキャリアにとってプラスになると思ったので、もうここだなという感覚で入りました。
転職したことで実際に年収が上がったと伺ってますが、その辺りはどうですか?
転職してからは、経営に近いあるいは事業の成功を左右するような、専門性の高い重要な仕事をやらせてもらえていました。そこで自分が折れずに頑張ってきたっていうところが、大きかったかなと思っています。ジョブや専門性、成長性にこだわった転職をしたことで最終的に年収も100万くらいアップできました。
もう一つ年収が上がった結果に繋がったのは、ポジウィルを受講したことで、転職活動でしっかりアピールが出来て、その結果たくさんの会社から内定をいただけたからですね。自分が内定をもらったところから自由に選んでいける状態にあったというのは、結局条件のいいところを選べるわけですから、間違いなく年収アップに繋がってるんだろうなと思います。
転職してよかったと思いますか?スタートアップで働く上でのやり甲斐はどこですか?
転職して本当に良かったです。いま、とにかく仕事がすごく楽しいんです。忙しいといえば忙しいんですけど、こんなに仕事に夢中になれているのも転職したからですし。
前の会社はすごく安定していますし、世間的に見れば文句のない良い会社だと思うんです。もちろん私も良い会社だったと今でも思うのですが、自分の人生のゴールっていうのを考えたときに、どっちの方がより理想のゴールに近づけるのかって、今の環境だと思うんです。そういう意味でも、本当に転職してよかったなって思っています。
ポジウィルで「自分で自分を見つめる力」を手に入れられて本当に良かった
受講から時間が経ち、今なおトレーニングを通して活かされてることはありますか?
ポジウィルの価値は3カ月間のトレーニング期間だけではないと思っています。もちろんトレーニング期間でそれまで抱えてきたモヤモヤが晴れたのが大きいですけど、その後の人生において、自分で自分を見つめる力を手に入れられたのが一番大きい価値だと思っています。
自分が何かで悩んだり考えたりするとき、どんな問いに対して自分が答えていくべきなのか、抱えている悩みをどのように整理し考えていけばいいのか。ポジウィルのトレーナーの方と一対一でやり取りしたときに投げかけてもらった問いを思い出すんです。
今でも、仕事や普段の生活の中で、悩みを解決したいときに思い出します。頭の中にずっとトレーナーさんがいるみたいな感覚ですね。
どんな人にポジウィルキャリアをおすすめしたいですか?
キャリアに悩む方皆さんに受けてほしいなと思います。私の場合は、就職活動がうまくいかなかったり、入社してから何か違うんじゃないかってモヤモヤしてたり、でもそのモヤモヤの根本がどこにあるのか分かってなかったりしました。そういうところを、このポジウィルキャリアで明らかにしていけました。なので、そういったモヤモヤした悩みを抱えている方には、ぜひ受けてほしいですね。
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