商社の営業職から社会人4年目で外資系ITコンサル企業に転職。現在も同企業でコンサルタントとしてご活躍中の笹内さん。受講前は会社や仕事に対して不満足感がありモヤモヤ。転職活動を成功させたいという思いでポジウィルキャリアに申し込み、トレーナーとの対話を重ねることで「転職の軸」や「自分自身の特性」を導き出しました。さらに、年収100万円アップにも成功!新たなキャリアを切り開いた笹内さんのストーリーを伺いました。
会社やキャリアにモヤモヤ。自分を変えるためにキャリアコーチングサービスに参加
ポジウィルキャリアを知ったきっかけは?
社会人3年目の後半に差し掛かり、もう何度も何度も転職した方がいいんじゃないかと繰り返し考えていたので、転職活動を開始しました。最初は、自己分析も一人で取り組みましたが、どうしてもやりたいことが見つからず、満足できない状態に陥っていました。そんなとき、兄から「こんなキャリアコーチングサービスもあるよ」とポジウィルキャリアの紹介を受け、プログラムに参加することを決めました。
受講前のお悩みを教えてください。
当時、転職活動をし始めるときは、自分の成長が止まってるんじゃないかという強い不安や危機感がありました。周りの上司や同僚は成長意欲が低く、今の仕事に満足しきっているところが、自分の考えと合わないなと感じていました。そんな環境下で、5年後、10年後には彼らと同じ姿になるのかと考えたときに、その未来はちょっと嫌だなと思っていました。
なぜ周囲のモチベーションが低いことに対して危機感を持ったのでしょうか。
兄の影響が大きかったです。4歳年上の兄が新卒で銀行に入社し、その後ベンチャー企業に転職してキャリアを積んでいる姿を間近で見ていたので、自分でキャリアを切り開くことに憧れを持っていました。
自分を変えるために、当時取り組んでいたことはありますか?
資格の勉強にはひたすら取り組んでいました。簿記や中小企業診断士の勉強をしていましたが、本当にそれが自分がやりたいことだったかは疑問でした。焦燥感から何かしなければと思って取り組んだのですが、資格を取得できたにもかかわらず、満足感は得られず、何度も何度もどうすれば満足できるかを考えていました。
今振り返ってみると、本質的な部分に向き合っていなかったなと思っています。会社の仕事や風土に対してモヤモヤを感じていたのに、そこに向き合わずに手近な目に見える形の資格学習に逃げていました。結局、資格を取得して結果を出していたとしても、本質的な部分を解決していなかったため、満足することができず、モヤモヤが残ったままだったんだなと思います。
信頼できるトレーナーとの面接対策
ポジウィルキャリアを選んだ決め手は?
カウンセラーの方が、「笹内さんなら絶対にもっと成長できますよ!」と力強く背中を押してくれたことが、とてもうれしかったからです。そんなふうに言われたことは初めてでしたし、一緒に伴走してくれるような気持ちが伝わってきたので、決めました。
実は、ポジウィル以外のキャリアコーチングサービスの無料説明を受けていたのですが、もう一社のカウンセラーの方は、危機感を煽るようなアプローチが印象的だったのですが、それに比べて、ポジウィルのカウンセラーの方は、前向きな気持ちに向かわせてくれる人柄だったので、そこが自分と合っているなと感じました。
受講中で印象に残っているエピソードはなんですか?
自分の性格や言動の傾向を把握するために「認知の歪み」を明らかにするワークを行いました。私の場合、思い込みが激しかったり、自分の理想像を高く掲げ、勝手に苦しんでいるような思考の癖があることが分かりました。トレーナーの方と一緒に話しながら、「こんな癖があるけど、そんな癖が出てきたときは気をつけよう」と思えるようになったことが、すごく大きな収穫でした。
受講を通じて魅力的と感じたサポートはありましたか?
トレーナーとの面接対策です。転職エージェントとも面接対策はできますが、一緒に自己内省をしてきたトレーナーだからこそ、面接練習で本心を言えなかったときでもすぐに指摘してくれる信頼感があります。また、転職活動でうまくいかないこともある中で、「自分の軸がこれでいいのか」と不安に思ったときに相談できる環境もあったので、トレーナーのサポートは大きかったです。
トレーナーからのフィードバックで自己分析の自信がついた
自身で行った自己分析と、ポジウィルのプログラムを通して行った自己分析とで違いはありましたか?
一番の大きな違いは、第三者からのフィードバックをもらえることです。初めてお会いしたトレーナーの方から、「あなたはこんな強みがあります」とか、「あそこはもうちょっと改善が必要ですね」と率直に言ってくれるので、とても信頼できるんですよね。
受講当時は、自分の行動や考えに自信が持てず、自己分析をしても「合ってるのかな?」と不安でした。第三者からのフィードバックをもらうことで、自己分析にも強い自信が持てるようになりましたし、「これが自分の強みなんだ」と確信を得られることができてよかったです。
自身で行った転職活動と、トレーナーが伴走する転職活動とで違いはありましたか?
トレーナーと一緒に転職活動をする方が、自分自身の軸が明確になると思います。1人で転職活動をしていたときは、自分が望む仕事ややりたいことが分からず、転職エージェントから紹介された求人にも迷い、正解が分からない状況でした。トレーニングを受けることで、自分が進みたい方向性や転職の軸を決めた上で、転職活動をすることができたことは、非常に効果的でした。
なりたい将来像や特性から転職活動の軸を決める
転職活動の軸はどうやって定めたのですか?
まず、自分が最終的になりたい姿のイメージを描きました。それは、会社や組織に縛られることなく、自分で働く時間や場所を決める自由な働き方を実現させることでした。そのためには、必要なスキルや力を身に付けて、市場価値を上げる必要があると思います。
そこで、転職活動のゴールとして、IT業界にフォーカスすることにしました。これからの時代、ITを使えない人やITに触れない人は大きなリスクになると感じていましたし、IT業界は変化が早いので、より一層自分のスキルや能力を成長させることができると思ったからです。
営業職からコンサルタント職への転職を決めた理由は?
自身の特性に近しい職種だと感じたからです。転職前は商社でルートセールスを担当しており、既存のお客様との信頼関係を築きながらアップセル商品を提案していました。なので、転職後も同様のスキルを活かしたいと思っていました。ただし、自分には新規の営業よりも元々あるものをより良くしていくことが合っていると感じていました。一方で、IT業界の営業職は新規獲得の面が強く、自分の思考とは少し異なるため、コンサルタントやカスタマーサクセスなど、お客様との信頼関係を築き、提案していく職種に絞り込んで転職活動を行いました。
転職先企業を選んだ理由はなんですか?
最終的に今の会社に決めた理由は、教育環境が整っていたからです。未経験でIT業界に飛び込むことになるため、正直不安もありましたが、自分の特性として、学習意欲やキャッチアップ能力には自信がありました。教育体制が整っている会社に入ることで、キャッチアップしながら未経験でも活躍できる人材になれるだろうと思っていたので、そこが決め手になったと思います。
転職成功の鍵は自己内省。未経験でも転職に成功
キャリア迷子だった状態から転職を成功させたポイントはなんですか?
一番大きな成功ポイントとしては、自己内省をしっかりとやりきった上で転職活動に入ったことです。特に転職活動初期は、カスタマーサクセス職の不採用が続き、「社会人4年目で未経験」というのが、企業の求める人材要件に合わなかったため、かなり落ち込みました。
ただ、自己内省をしっかりとやりきった前提があったため、そんな状況下でも、自己をぶらさずに転職活動を継続できたことが成功の大きな要因だと思います。
今もトレーニングの成果が活きていると感じることはありますか?
自己肯定感と自己効力感が非常に向上したと感じています。具体的には、他人からの評価や失敗に対する不安をあまり感じなくなりました。現在の会社でも、同じ期間に入社した仲間とコミュニティを作り、皆で話し合う関係を構築したり、会社全体のウェルビーイングを促進するプロジェクトに参加したりしています。自分自身で手を挙げて動いていることが多く、失敗しても自信を持って挑戦できるようになったと、受講前の自分と比較して感じています。
今キャリアで悩んでいる方に一言!
私は、失敗するのが怖かったり、成功する自信がなかったりして、何をすればいいか迷っていました。でも、失敗や成功って誰にもわからないことですし、自分で悩み続けるよりも、誰かに相談する、ポジウィルのプログラムを利用するなどして、とにかく行動してみることが大切だと思います。そして、選んだ道を成功に導くマインドセットが必要だと思います。
私自身も、受講から2年経ち、そのようなマインドを持てるようになり、今は自分の人生に満足しています。同じようなマインドを持つ人がもっと増えたらいいなと思います。
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