今回は、キャリアトレーナーの石川 亮（いしかわ とおる）をご紹介します。

石川は、日本大学卒業後、テレビ業界に憧れ、新卒で株式会社USENにて訪問営業を3年、エンタメへの気持ちを諦められず出版業界で（サンクチュアリ出版など）10年キャリアを積みます。その中で自身のメンタルブレイクをきっかけに、国家資格キャリアコンサルタントを取得。心理学やキャリア理論を勉強し、対話の力によって自己理解を深めた経験から、キャリア支援を志すようになりました。

そんな石川の仕事への想いを聞きました。

石川さんのライフテーマ（人生をかけて伝えたいこと）を教えてください。

僕のライフテーマは「変わる準備はできている」 です。

私は、対話の力を使って、 みなさんそれぞれのありたい姿や、ウェルビーイングが叶えられる社会を実現したいと思っています。

他者との対話には、自分の心に新しい気づきを生み出す力があります。自分は、過去の出来事をどう捉えているのか。今、何を考えているのか。対話を通じて紐解いていくと、普段自分だけでは見つからない「本当はどうしたいと思っているのか」という気持ちが、自ずと見えてくるんです。

なので、皆さんは生きているだけで、変わる準備はもうできています！

「変わりたい」という気持ちだけ持ってきていただければ、私たちと一緒に頑張れるんじゃないかな、と思っています。

なぜポジウィルでキャリアトレーナーを？

私は先ほどもお話した通り、「対話の力」を心から信じています。 

この想いが実現できる会社はどこだろう、と探していた時に、見つけたのがポジウィルでした。「キャリアカウンセリング」「キャリアコーチング」という手法を高いクオリティで届けているポジウィルなら、私の届けたい価値を届けられると思いました。

どんなお客様のどんな課題を解決したいですか？

あらゆる人に価値提供したいと思っていますが、特に、今少し弱っていたり、迷ったりしている人ですかね。そんな方に、元気と勇気を届けたい。

生きていると、いろいろなことがあって、いろいろなことを考えるわけです。「私なんか」とか、「できるのかな」と思ってしまうこともあると思います。

ご相談に来られる方で、「何もしていないんです」と言う方がとても多いのですが、私はいつも「そんなことないですよ！」と思っています。毎日、一生懸命生きているじゃないですか。そこに、どれだけの価値があるか、皆さん気づいていないんです。

あなたが経験してきたことの全てが、あなたの価値を作っています。対話を通じて、ご自身の価値に気づいていただき、「変わるためのきっかけ」にしていただきたい。そして、それを前に進む力に変えていってほしい。それをサポートできるのは私たちだと信じていますので、ぜひ一緒に頑張らせていただきたいと思っています。

これまでのキャリアにおける挫折経験を教えてください

以前、出版社で働いていた頃に、大きな挫折を経験しました。「自分は仕事ができない」「だから会社は認めてくれない」「上司は私に厳しく当たる」「嫌われているんだ」と、パワハラを受けているように感じていたんです。

でも、実際はそんなことはなかったんです。当時の私には、上司が怒っていると「自分のせいなんじゃないか」と勝手に思い込んでしまう癖があったんです。それで過度なストレスを感じて、自分を追い詰めてしまっていました。

その挫折をどう乗り越えたのですか？

この挫折を乗り越えられたのは、自分が何に囚われてしまっているのか、どんな視点で世の中を見てしまっているのかに気づけたからです。

私の場合は、「怒られたくない」という気持ちでいっぱいでした。常に「何か失敗したら怒られる」と思いながら生きていました。それってものすごく怖い世の中ですよね（笑）

だけど、冷静になればそんなことはないんです。認めてくれる人も、頑張れと言ってくれる人もいる。

実は「何か失敗したら怒られる」と思い込むようになったのは、幼少期の経験がきっかけでした。「なぜ自分がそう思い込んでしまうようになったのか」を紐解いていくことで、徐々に「失敗したからといって、怒られるわけではない」と思えるようになっていきました。

かつての私のように、思考の癖（思い込みによる考え方の癖）に囚われて、自分で自分のことを生きにくくしてしまっている人が本当に多いと感じています。そんなことはないんだよ、と私は伝えたい。もう少し人生って、言ってしまえばイージーだと思うんです。もっといい世の中だと思うので、「わたしならできる」と思いながら生きていけたら、きっと幸せになれるはずです。

キャリアのパーソナルトレーニングに感じている可能性を教えてください！

キャリアのパーソナルトレーニングの可能性は、もう無限大だと感じています。もし、私が目指す「それぞれの方がありたい姿で生きられる社会」が実現したら、少し変わった言い方かもしれませんが…宇宙人から見たら「人間のレベル、3段階くらい上がったな」となるんじゃないでしょうか。

私は、宇宙連邦とかSFの世界って実はあるんじゃないかと密かに思っていて、そんな人たちがやっと私たちを仲間に認めてくれるんじゃないかと、そんなことを考えています。

生きにくさとか、私たちが抱えている葛藤が、一つずつ解決されて、世界が少しずつ輝いていく。この仕事を通して、そんな未来が近づいていることを感じています。

最後に、一言お願いします！

お仕事に対して、もっと大きく言うと人生に対して、本当はどう思っているのか？を話しに来てください。あなた自身を生きにくくさせている捉え方を、ちょっとずつ紐解いていきます。少しでも前に進む力になれるように、私たちはプロとして伴走させていただきますので、お気軽にお越しください。お待ちしております！