大学で栄養学を学び、それを生かして栄養士として就職した佐藤さん。しかし、新卒で入った職場はかなりハードな環境で、入社早々に今後働き続けられるか不安になってしまいました。そこで意を決してポジウィルキャリアを受講。その後未経験ながらエンジニアとして新たな一歩を踏み出しています。日々の大変な仕事に全力で打ち込みながら、自らのキャリアの軌道修正に成功した佐藤さんのお話を伺います。
厳しい職場で働き続けられるか不安
栄養士として老人ホームで働いていた前職時代、どんなお悩みを抱えていましたか?
学生時代からの友人たちから聞く仕事の様子と、自分との大きな差を感じて落ち込んでいました。ほとんどの友人たちは研修で怒られなかったり、休日は全部遊びに行ったりして、楽しそうに働いているように見えました。一方で自分は、入社3日目で現場に入り、1週間で「仕事が遅い」と怒られ、早々に疲弊して気力がなくなっていました。
また、職種柄立ちっぱなしなので腰を痛めてしまい、長く働けるか不安でした。そういった体力的な部分も含めて、働き続ける自信がありませんでした。
そんな悩みに対して、何かご自身で解決しようと動きましたか?
転職サイトに登録をしました。でも、さすがに入社してから早すぎて、次が決まりにくいってこともあったので、1年は頑張りたいな、でも早く実力をつけてやめてしまおうって思ってました。そのためにアピールできる何かを身につけようと思い、仕事を頑張っていました。友達にはちょっとつらいって相談したりして、気持ち的に支えてもらっていました。
「お金をかけて経験を買う」と決めてポジウィルに
ポジウィルを受講した経緯を教えてください。
学生時代の就活の反省から、今度は有料のキャリアコーチングを受けようって思っていたんです。学生時代は、ちゃんと人に頼れなかったっていうか、ひとりよがりでやっていたんですよね。無料のエージェントには登録していたんですが、無料だと自分から積極的に使えなくて。
社会人になって、キャリアにはお金をかけていいだろうと思って、有料キャリアコーチングの3社くらいで比較して、ポジウィルに決めました。
他社と比較されたんですね。ポジウィルは何が良かったんでしょうか?
ちゃんと私の話を丁寧に聞いてくれたなって印象がありました。他は話していて質問の意図がわからなかったり、自社サービスを必要以上にオススメしてきたりで、本当に話聞いてくれるのかな、今後生かせるのかなっていう疑問を持ってしまいました。
ポジウィルは1時間近くみっちりカウンセリングしてくれて、私の自己認識と同じことをピタッと言い当ててくれたんです。たった1時間のカウンセリングでここまでできるのはすごいなって思って。ここにしようって思いました。
とはいえ、当社のサービスはやはり安くない金額だったのではと思います。何が背中を押したんでしょうか?
やっぱりしっかりとお金を使った方が、その分良い成果を得られるかなって。お金をかけるからこそ、その分取り返そうって思えるかなと。もともと私はモノよりも経験にお金を使いたいタイプなんです、だから、そういう貴重な経験を買ってみようって思いました。
無料カウンセリングで印象に残った言葉などはありましたか?
「物足りない」って言葉ですね。佐藤さんは現状に物足りないと感じているのではって言われて、確かになと思いました。
仕事は相変わらずキツかったけどだんだん慣れてきていて、薄々自分でも何かが足りないみたいな感覚があったけれど、自分で言語化できるほどじゃなかったんです。それを、たったの1時間のカウンセリングでビシッと指摘されたことにびっくりしました。
トレーニングで気づけた自分の強み
トレーニングの中で印象に残っていることは何ですか?
二つあります。ひとつは、私の強みを言語化してもらったことです。「逆境での自己実現」っていう言葉なんですけど。
高校生のとき、弓道部に入りました。私も周りも未経験で弓道を始めたんですけど、その中でも私は上達が遅くて。同期がどんどん試合に出ているのをみて、悔しくなりました。そこから上手な人にたくさん質問したり、練習を重ねたりして、引退する前の最後の試合で一番いい成績を残せました。そんな風に、マイナスなところから這い上がれるのが自分の強みなんだなと。
もうひとつは、「ストイック」の捉え方が変わったっていうか、私はストイックなんだなって思えたことです。ストイックっていうことに私はポジティブなイメージを持っていて、そうなりたいって思っていました。だけど、ストイックな人っていうのは不安にならないし、淡々とやるべきことをやれるような強い人っていうイメージがあって、自分はそうじゃないって思っていて。
そしたら、トレーナーさんが「佐藤さんは不安を抱えているけれど、やることはストイックですね」って言ってくれて、なるほどそう見えるんだなって。不安でも、周りから見たらただ頑張ってるだけだから、不安でもいいんだよって思えるようになりました。
トレーニングで自己分析を深めていって、そこから転職活動には、どう繋げていったんでしょうか?
トレーナーさんと一緒に私の強みを整理していって、それに対して自分が興味あることを繋げていきました。これなら強みを生かせるんじゃないかみたいな感じで職種を探していって、エンジニアとか、ウェブデザイナーがいいんじゃないかって言ってもらえて。
前職で発揮できていた強みが「プロ意識」「規律やルールを守る力」でした。また、みんなでやるよりかは個人で淡々と打ち込む仕事が向いていると考えました。そういう面で、プログラミングって向いてるんじゃないかと。
実は学生のときに自分でプログラミングの練習をしてみたことがあって、その時は結構面白かったんです。だから、エンジニアに興味を持ちました。
トレーナーが伴走して未経験でもエンジニアに転職成功
エンジニアという方向性を定めてから、転職活動はどのように進めましたか?
未経験でも募集していて、研修をしっかりやってくれるところをコツコツと見つけていきました。中小企業を中心に、20社くらい受けて、3社内定を獲得しました。
最終的には、自社内で研修プログラムを持っていて、勤務時間内でしっかり勉強ができて、生活リズムも無理がなさそうな今の会社で開発エンジニアを目指すことに決めました。
転職活動は大変でしたか?
ちょっと大変でした。ちょうどその頃は前職で異動したばかりで、慣れない仕事で残業も多かったり、よく怒られたりしていた時期だったので。
それを乗り越えられたのは、なぜだったんでしょうか?
そうですね、その頃には「やるべきことだからやらなきゃな」っていう気持ちが生まれていたことと、あとはやっぱりトレーナーさんが今まで一緒にやってきてくれたので、自分のためだけじゃなくて、トレーナーさんのためにも結果を残したいなって思っていたからでしょうか。
トレーナーとは、転職対策についてはどんなことを一緒にやったんでしょうか?
主には面接の振り返りですね。答えにくかった質問を振り返って一緒に考えたり、私の話をアプリで録音してそれをトレーナーさんに評価してもらったり。
それで、最初に受けた会社から内定をもらえたのが自信になりました。ちゃんと未経験でも受かるんだなって。それに、どこでも聞かれること大体同じだから、練習していけば絶対答えられる、きちんと準備していけば私は全然いけるって思えるようになりました。
その転職活動にトレーニングが活きたポイントって、何かありましたか?
自己分析を第三者の目で見てもらえたことで、自信を持って面接を受けられたことですね。
学生の時は、それをひとりでやっていて、本当にこれが自分の強みなのかなって不安を持ちながら面接を受けていました。プロの目で、「あなたの強みはこうです」って言ってもらえて、それを私自身も認めることができたので、それが面接に活きたと思います。
自分の意見を尊重できるようになった
ポジウィルで自分のここが変わったなとか、成長できたなって思ったことはありましたか?
自分の考えを大事にできるようになりましたね。トレーニング中、トレーナーさんから何か質問があって、私が答えに詰まっていると、いつも藤井さんはずっと待ってくれたんです。たぶん、私に答えさせようとしてくれていて。
初めはそれを「意地悪だなあ」ってちょっと思っちゃったんですけど(笑)、でもそれが逆に、私の意見を大事にしてくれているんだなって思って。だから自分の意見をちゃんと尊重していいんだなって思えるようになりました。
最後に受講を悩んでいる方に何か伝えたいことはありますか?
とりあえず、ポジウィルやってみるといいよって言いたいです。悩んでる時間がもったいないというか、だんだん悩んでること自体が面倒になってきます。だったらすぐにやっちゃっていいと思うし、ちょっと値段的には高いかもしれないけど、高い分、受ける価値はあるから、一度やってみたらどうでしょうか。
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ポジウィル
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