新卒で物流業界に入り、同じ会社で10年以上勤務されている長岡悠さん。長く働く中で現職への不満が募り、今後のキャリアにモヤモヤを抱えてしまいました。1年ほど悩んだ末にポジウィルを受講。その結果、現職の中での新しいモチベーションを見つけて生き生きとお仕事をされています。一時は転職を考えた長岡さんが現職でここまでポジティブに変化できたのはなぜか? その理由を探っていきます。
10年以上働いて、この仕事が自分に合っているのかわからなくなった
長岡さんの受講当時のご状況やお悩みを教えてください。
ずっと物流業界で働いていて、同じ会社でもう14年目になります。ポジウィルを受講した時はこのまま現職を続けていいのかどうか、モヤモヤを抱えてひとりで1年ほど悩んでいました。
物流の営業所で営業所員を束ねるっていうマネジメント業務をしているのですが、自分がこの仕事に合っているのかわかりませんでした。この手の仕事に対する苦手意識もありました。このまま続けることで何か意味はあるのか、そんなことも思ってしまいました。
勤務体系やそれに基づく生活リズムにも不満があり、現職全般に対して悩みを持ってしまいました。
そのモヤモヤや不満を解消するために、何かご自身で行動されたことがあれば教えてください
いえ、まだ具体的な行動は起こせていませんでした。転職も頭にありましたが、企業の採用情報や転職サイトを見たりしていたくらいでした。
やらない後悔よりもやって後悔しよう
そこからポジウィルに辿り着いたきっかけは何だったんですか?
このモヤモヤを解決してくれるところはないかなとネットを検索していたら、ふとした瞬間にポジウィルのサイトを見つけました。すぐに無料カウンセリングを申し込んで、数日後にカウンセリングを受けました。
短い時間だったと思いますが、無料カウンセリングを受けてみてどうでしたか?
濃密な時間でした。短時間だったので全ては出しきれませんでしたが、悩んでることは一通り話をして、それをカウンセラーの方がすごく理解してくださって。それに対して自分が進みたい方向性を言葉で示してもらえました。本番のワークの初めの進め方も教えてもらって、興味が芽生えました。
無料カウンセリングで何か印象に残ってる言葉はありますか?
「切磋琢磨してお互いを高め合える環境であれば、周囲の人たちと良い影響を与えあって、長岡さんも頑張って前に進めるのでは」というアドバイスが印象に残っています。その言葉がすごく自分の中でしっくりきたんですね。実は、ポジウィルの無料カウンセリングを受ける前に、ある有名な適性診断ツールを使って自己分析をしていたんですが、それでもほぼ同じ結果が出ていたんです。すごいなと思って、とても印象に残っています。
無料カウンセリングからトレーニングを受講されるまでにタイムラグがあったようですが、最終的に受講に至った経緯を教えていただけますか?
無料カウンセリングはすごく濃密な時間で、興味が湧いたのですが、やっぱり金額的な部分がネックになって一度決断を保留させてもらいました。しかし、その間も現職に対しての悩みは全然消えず、むしろ増えていく一方だったので、やっぱり自分ひとりで考えるのは難しい、第三者の力が欲しいと強く思いました。
そこで、改めて他社のウェブサイトも見たのですが、ポジウィルのウェブサイトに活気や信頼感を感じました。代表の金井さんが言っていることにも共感ができました。すると、だんだんこの金額を払っても大丈夫だ、やらない後悔よりもやって後悔する方を選ぼう、という気持ちになりました。
現職の見え方がガラリと変わった
トレーニングで印象に残っているワークなどはありますか?
4Lワークが一番印象に残っています。自分の人生を「仕事」「愛」など4つのパーツに分けて設計していくワークです。今までのキャリアは仕事が大部分を占めた人生でしたが、人生はもちろん仕事だけじゃない。他にも大切な部分がたくさんある。
今後はプライベートも充実させていきたいので、その比率を高めていくにはどうしたらいいのか、みたいなことを考えることができました。やはり今後のことを考えたので、それが一番印象的でしたね。
長岡さんはどんな未来を描かれたんですか?
自分は仕事以外があまり充実していないという状況だったので、3〜4年後には、仕事は当然真剣に取り組むけれども自分の限界を超えてまではやらないようにする。一方でプライベートではもっと旅行に行ったり、習い事を極めたり、そういう人生に長く残っていくことの比率を高めていきたいなと。そして、最終的には犬を飼いながら幸せに暮らすというイメージです(笑)
最終的に転職ではなくて、現職に残る決断をされた理由を教えていただけますか?
理由は2つあって、まずは自分の年齢を考慮して、転職は最善ではないなと判断したことです。ワークを通して自分のやりたいことが人事系の仕事だということがわかったんですね。でもそのあたりは私は未経験の領域でした。だから、今から転職してそこにトライするのはリスクを感じました。現職でも採用や育成に携わることはできますし。
そこで、人事もそうですし、カウンセラーなどの人に寄り添う専門職についても、YouTubeなどを使って具体的に何をしているのかを調べました。その結果、たとえばパートさんの教育制度を作ったり、同僚の悩みに寄り添って解決に導いたり、そういうことは現職でもできるしやっているよなと。
現職残留のもうひとつの理由はなんですか?
現職の良さを再発見したことです。主にふたつあります。
ひとつは一緒に働く仲間です。自分の同僚に対して、それまでは少し否定的な気持ちがありました。でも過去を振り返るうちに、私をさりげなく助けてくれたり、言葉にせずとも思ってくれたり、そういう人が少なからずいることに気づいたんです。手取り足取り構ってくれるわけではないんですけどね。そういう人の良さに、受講前の自分は気づくことができていませんでした。
ふたつめは社会のインフラを支えているんだという誇りです。運送業って厳しいこともたくさんあるんですが、人々の生活の根底を支えている。そういう尊い仕事なんだっていうことを再発見して、仕事に対する誇りが生まれましたね。
トレーニングを通して自己肯定感が高まったことで、今まで見えなかったものが見えてきたのかなと感じています。ここは自分の居場所じゃないと青い鳥を探すように転職してしまうことも多いと思うんですが、そんな場所でも幸せな部分や嬉しい部分が必ずあるはずだと思えるようになったんですね。自分はそこにフォーカスした方がいいんじゃないか、それが自分らしい方向性なんじゃないか、そう考えて残ることにしました。
「トレーニングを通して自己肯定感が高まった」とのことですが、長岡さんの中で何が変わったのか、もう少し詳しく教えてもらえますか?
あるがままの自分でいい、って思えるようになったことですね。
ワークで自分の強みや弱みを整理したんですが、その作業を通じて、強みと弱みって表裏一体だってことが理解できたんです。たとえば、私は優柔不断なところがありまして。メールの返事ひとつにかなり思い悩んでしまったりするんですが、見方によってはこれ、いろいろな可能性を模索しているってことですよね。いろいろな角度から物事を見られる広い視野を持っているとも言える。
だから、結局はありのままの自分でいることが一番いいと。弱みを消さなきゃ、何か変えなきゃって思ってしまいがちなんですが。トレーナーから言われた言葉で、「長岡さんは長岡さんのままでいいんだよ」っていうのがあって。なんだかすごく嬉しくて、今でも鮮明に覚えています。
トレーニングで未来志向の自分に
トレーニング前後で長岡さんが何が変わったか、改めて言葉にすると何でしょうか?
そうですね、未来に目を向けられるようになったっていうことでしょうか。トレーニングで小さい頃からの体験を振り返るワークがありましたが、私は自分の過去について結構否定的な部分があったんですね。でも、過去は結局自分の一部なんだって、肯定できるようになった。それはすごく、何というか、飛躍したような感覚がありました。そこから未来に目を向けられるようになって、将来自分の今後のやりたいこととかそういった部分を考えられるようになりました。
最終的には、今までの自分が間違っていたんじゃないかっていう部分が、あるがままでいいいんだって思えるようになって、気持ちがラクになりました。もっと肩の力を抜いて、人事とか興味を持った領域に進んでいけば良いんじゃないかって。今も受講前と職種は変わっていないんです。でも、自分でもっと興味の深掘りをしていけば強みになるし、会社にも貢献できるよなと。今までは「やらされ感」を感じていたところが、自分で主体的にもっと携わっていきたいっていう気持ちが生まれています。
最後に、ポジウィルキャリアをどんな人におすすめしたいか、また何がおすすめポイントなのかを教えてください!
キャリアに悩むのは至極当たり前のことだと思います。その際、ひとりでしっかり悩むのも大切ですが、他者の力を借りるっていうのもすごく大切なことだなって思います。ひとりだと堂々巡りの負のスパイラルに入ってしまうことがあるので。そういう人には本当におすすめです。
他者、それもプロの客観的な目線を入れてもらう。そうやって寄り添ってくれる人の力を借りれば、人って一気に変わる可能性を秘めていると思います。自分と同じように悩んでいる方がいらっしゃったら、一度飛び込んで、プロと一緒にもがいていただければと思います。
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