不動産/建築業界の営業から社会人4年目で経営コンサルティング職に転職。仕事に対してコミットしたいという意思、そして本当にやりたいことが何なのかを追求した嶋口さん。受講前はこのままの仕事や人生で良いのか悩んでいたところから、「自分の本当の思い」を大事にできる可能性を感じ受講を決意。トレーナーとの関わりを通して、自己理解を深め、キャリア軸を明確しながら、転職活動に挑戦しました。年収軸にとらわれない「自分が本当にやりたいこと」を見つけ出し、未経験転職に成功!人生の正解を自らの力で切り拓いた嶋口さんのストーリーを追いました。
年功序列の風土や会社の将来に疑問を抱く日々
受講前のお悩みを教えてください。
4年目に至るまで、自分が成長している実感を持ちながら仕事をしていました。ですが4年目に入ってから「これで本当にいいのかな?」、「これが自分のやりたかったことなのかな?」と不安を感じるようになりました。自分ができる領域が増えたこともあったと思いますが、評価が年功序列的に行われる大企業の組織風土に不満を感じたり、将来この会社で管理職になることについても疑問を抱くようになりました。
自分を変えるために、当時取り組んでいたことはありますか?
自分が本当にやりたかったことに立ち戻る必要があると考え、学生時代にワクワクしていた仕事を深堀したり、ノートに振り返りを書いたりしていました。ですがそれだけでは解決できず、悩みがループしてしまう状態が続きました。社内外にロールモデルや相談に乗っていただける方もいなくて、苦しかったです。
ポジウィルキャリアのトレーニングで自己理解が深まった
ポジウィルキャリアを選んだ決め手はどこにありましたか?
無料カウンセリングで、自分に刺さるものがあったことが大きかったです。カウンセラーに悩みを打ち明けたところ、「嶋口さんが『こうしなければならない』と思っていることは、本当に嶋口さん自身の思いなんですか?」と問われました。その時、社会や他者から期待される役割や振る舞いに自分を合わせてしまっていることに気づきました。
正直、高級腕時計が買えるくらいの料金を支払う価値があるのかどうか不安な気持ちもありましたが、「本当に自分がやりたいこと」を問われ、モヤモヤを抱え続ける自分の中で何かが変わる可能性を感じ、申し込みを決めました。
受講を通じて魅力的と感じたサポートはありましたか?
「他者から毎日フィードバックをもらって、そのループを回していく」という進め方が印象に残っています。「今日の私」というお題で、起こったことに対して自分がどう思ったかを言語化する課題がありました。トレーナーから自分の思ったことについて客観的なフィードバックをいただくことで、自分自身を多角的に捉えられるようになったことは、大きな収穫でした。
また、心理学や周辺領域の知識が豊富なトレーナーから理論的に説明していただくことや、おすすめの本を提案していただくことを通じて、体系的に自己の状態を学んでいくことができました。
こうしたワークとフィードバックを通して自己理解が高まったことで、「もっと自分のことを知りたい」とか、「これが解消されたら、私は生きやすくなるんだろうな」という確信が得られ、毎日前向きに取り組むことができました。
キャリア軸が明確になり、転職活動にも踏み出せた
転職活動に踏み出せたモチベーションはどこにありましたか?
受講前は、転職はまだ1年先でもいいやと思っていたのですが、やはりそうではなく、早く転職したいんだという自分の思いを言語化できました。スケジュールも一緒に組んでくださり、逆算して行動を管理しながら一緒に伴走してくださるその姿勢自体が、私にとってのモチベーションにもなりました。
キャリア軸の定義から企業選定までどのように進めていったのでしょうか? 4Lワークというものを行った際、私は8〜9割仕事にフォーカスしたいという思いが非常に強かったことに気付きました。これに気づけたことがまず自己認識を深める上で大きな一歩でした。その後、仕事の中で大事にしたい価値観を主に三つ、自分の経験を振り返りつつ言語化していきました。
一つ目は、圧倒的な成長スピードを担保できるか。二つ目に、職場の風通しが良く全員が同じ方向を向いて走れる環境かどうか。そして三つ目は、自己裁量権を大きく持って仕事ができるかどうか。この三つを大事にしながら転職活動していこうと決意しました。
結果的に、職種では営業から経営コンサルタントへ、業界も建築不動産からコンサルティング業界へと完全な未経験転職を選択しました。職種と業種をどちらも変えることで、自分の成長スピードを担保できるだろうという期待がありました。また、風通しが良く自己裁量権を持てる環境を求め、大企業ではなくベンチャーやスタートアップなど小規模な会社を選びました。
年収に縛られない、自分の思いを大事にしたキャリア選択へ
転職活動を進めるにあたり、役に立ったサポートはありましたか?
ポジウィルのトレーナーは求職者側の立場に寄り添って、職務経歴書の添削や履歴書作成のサポートに加え、「どうしたらいつまでに内定が取れるか」、「だからこの行動量を担保しましょう」、「あなたの場合は未経験の職種と業界なので、通過率はこのくらい」などの期待値を最初から伝えてくださったので、安心感を持って転職活動に取り組むことができました。また、面接がうまくいかない場面でも、メンタル面でのサポートまでしていただいたことが、私にとっては大きな価値だったと思います。
面接において、トレーニングから活かせたポイントはありますか?
そもそも自分の価値観やなりたい状態を言語化できていたので、やりたいことやなぜ転職を考えているのかといった質問にスラスラと答えられました。また、人が作ったテンプレートではなく、自分の本当の思いに基づいて回答を表現できたことで、自分にとっても大きな納得感を持って進めていくことができました。
転職によって年収が下がることに対しては、当時どう捉えていましたか?
前職の年収は営業のインセンティブ同世代と比べると非常に高い水準だったため、それが下がってしまうことに対してはやはり迷いがありました。とは言え自分がやりたいこともクリアになっていたので、「自分にとって必要最低限の収入はどの程度なのか」を一つひとつ積み上げて考えました。その結果、どの程度の収入なら下がっても受け入れられるかを明確にし、転職条件を決めることができました。
また、自己裁量権を持って圧倒的に成長できることが、将来のキャリアを築くにあたって有効であるという長期的な視点も確固たるものになりました。そのため、目先の年収よりも、自分が本当にやりたいことを優先しようと決断しました。
ポジウィルキャリアで培った「正解を作り出す力」を発揮して転職先でも活躍中
転職後、納得したキャリアを歩めている実感はありますか?
はい、転職して本当に良かったと思っています。転職したては自分のできなさにショックを受けることが多くつらい瞬間もありましたが、逆に自分以外の要素で悩むことがなくなったんです。自分がコントロールできないこと、例えば上司や組織に対してモヤモヤすることがなくなったので、自分が成長できれば、なりたい状態に少しでも近づくことができるんだなと確信を持って前に進むことができるようになりました。
トレーニングによって、嶋口さんご自身はどう変わりましたか?
変化した点は二つあって、一つ目は、自分のモヤモヤの正体を自分で特定できるようになったことです。自分自身をメタ認知できる能力や、自分で自分にフィードバックするスキルを身につけたことで、今自分がどのような状況にあるのかを把握し、その感情を素直に受け止めることができるようになりました。さらに、そこから何をすべきかまで明確にすることができるようになったのは、トレーニングを積んだ成果だと思います。
そして二つ目は、「正解は自分で作り出すものなんだ」と確信できたことですね。人生の中で、これが正解だと決めたものが変わることもあると思います。正解が変わることは全然悪いことではなく、むしろ変化し続けるものであり、結局人生でモヤモヤが消えることはないと気づきました。なので、自分の中でそのモヤモヤがどの程度あるのが心地よいのかとか、そういうことを感じながら人生を歩んでいく自信が今の自分にはあると思っています。
最後に、今モヤモヤを抱えている方に対して、一言お願いします。 社会的に見て良いお給料をもらっているとか、仕事が順調だとか、評価されてるものに対して「そうあらなければいけない」と思い込んでる人が多いと思います。私もかつてそうでしたし、有名な企業で順調な状態から生まれたモヤモヤに対して、立ち止まって考える機会をくれたのがポジウィルでした。
正解は自分で作り出すものだと思いますが、その答えを1人で出すのは大変なことだと思います。なので、誰かに伴走してもらって、素直に感情を吐露してフィードバックをもらうことで、初めて形作って行けるものがあると思っています。今少しでも「自分だけでモヤモヤを抱えるのがしんどい」と思う方は、ぜひ無料カウンセリングに申し込んでみていただきたいなと思います。
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