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子供がほしい、働きたい女性は何歳までに結婚するべきか。キャリアと婚活のプロに聞いてみた

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子供がほしい、働きたい女性は何歳までに結婚するべきか。キャリアと婚活のプロに聞いてみた

女性は出産に育児に、ライフイベントの影響を受けやすいからこそ、働き方に悩みますよね。ポジウィルキャリアに相談にきた1.7万人の女性のうち、ほとんどの人が「ライフイベントとキャリアの両立」について悩んでいました。

そこで、本記事ではポジウィルキャリアのカウンセラーである辻岡がライフイベントを踏まえたキャリア設計や、理想を叶えるためのパートナー選びについて解説します。辻岡は、実は前職では「婚活カウンセラー」として結婚相談所で活躍していた婚活のプロ。自身も約3年間の婚活を経て結婚しています。キャリアの専門家でもあり、婚活のプロでもある辻岡の見解をぜひ最後まで読んでみて下さい。

目次
  1. 子供がほしい、働きたい女性は何歳までに結婚すべき?
  2. 子供がほしい、働きたい女性が最低限求めておきたい職場環境の条件とは
    1. 産休育休を迎えられるイメージは湧く会社かどうか
    2. 自分が求められる成果を出せる状態かどうか
  3. でも…どうやって中長期的に考える?
    1. キャリア理論「4L理論」を用いて中長期的なバランスを考える
    2. 理想の状態をイメージして、譲れない軸を決める
  4. 1人で考えるのは難しい。だからこそ、専門家に頼ろう。

子供がほしい、働きたい女性は何歳までに結婚すべき?

出産を考える3〜5年ほど前まで、個人的には30代前半までには自分の理想の生き方ができる舞台を整えておけたらいいと思っています。結婚したい、子供がほしい人は、安心して出産が迎えられるような環境にいたいですね。

女性の場合、出産は授かりものですし、年齢を重ねるほど難しくなるという事実はみんな一緒。その上で、いつまでにどういう家庭を持ちたいのか、子供は何人欲しいのかは考えておきたい。逆に、子供が全く欲しくないのであれば、結婚はそんなに急がなくてもいいと思いますし、結婚という選択肢だけじゃないと思います。

子供がほしい、働きたい女性が最低限求めておきたい職場環境の条件とは

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ー出産適齢期は25歳〜35歳といいますものね…。「安心して出産が迎えられるような環境」とはどういったものでしょうか。

下記2点を抑えておきたいですね。

  • 産休育休を迎えられるイメージは湧く会社かどうか

  • 自分が求められる成果を出せる状態かどうか

ーなるほど。それぞれについて、詳しく知りたいです。

産休育休を迎えられるイメージは湧く会社かどうか

これは業界職種や会社の制度が整っているか、などが関係しますよね。私の場合、以前働いていた結婚相談所は、業界的にリモート環境がほぼありませんでした。店舗で夜遅くまで働きながらの勤務だと、産休・育休を取得できても、復帰後の子育てとの両立が難しく、続けたくても続けられずに辞めていってしまう方が多かったです。

すごく好きな仕事でしたが、ゆくゆくは育児と両立させるためにも、早めにフルフレックスやリモートワークの制度がある環境にシフトしたいと思っていましたね。

もしくはリモートワークができなくても、土日休みや時間調整をしやすい働き方ができるなら…など。接客業で、店舗勤務で、土日も休めず、夜9時10時まで店舗で…という働き方は現実的じゃないですよね。自分のいる会社で、産休育休を迎えられるビジョンが描けるか。リアルな会社の実態は、入社前に確認しておいた方がいいかなとは思います。

自分が求められる成果を出せる状態かどうか

ここに関して、実際にフルフレックス制度があり、リモートワークが整備されているポジウィルに入社してみて、ありがたさを感じています。その一方、柔軟な働き方だからこそ成果をきっちり出していくことが求められると思っています。自由と責任は紙一重。必要とされる実力が発揮できれば、リモートワークはすごくいいですが、そうでない場合はしんどさもあるかと思います。

ーなるほど。20代のうちに実績やスキルを積み上げて、リモートワークで実力を求められたとしても、対応できるように準備してくことも大事そうですね…。

転職してすぐ産休、育休をとるのは現実問題厳しいですしね。スムーズに復帰するためには、職場の人と関係性を築いていること、自分のミッションは一定水準以上できるようになっていることが必要です。休みをいただく分、責任を果たせる自分になっておくために、産休取得の1〜2年前には転職をしておきたい。

そういった観点から、産休・育休中の転職活動もかなり難しいです。産休・育休中、「このままこの会社にいつづけられるのかな…」と不安に思って相談にくるお客様もいらっしゃいます。しかし、育児をしながらの転職は体力的にとても大変ですし、会社側としても受け入れることに慎重になります。

ライフイベントの変化を迎える前に、、何を叶えたいか、そのためにどんな働き方がしたいかを決めて、業界や職種を選ぶことができると、安心して今後のキャリアを考えられると思いますね。

ー中長期的な視点を持ってキャリアを考えないと、手遅れになってしまいそうですね…。

でも…どうやって中長期的に考える?

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実はキャリアも婚活も、下記の順で逆算的に動けるんですよ。

・キャリア理論「4L理論」を用いて中長期的なバランスを考える

・理想の状態をイメージして、譲れない軸を決める

キャリア理論「4L理論」を用いて中長期的なバランスを考える

4L理論

ー4L理論。ポジウィルキャリアではよく話題になる理論ですね。

そうですね。4Lを扱うワークは、ポジウィルキャリアの有料トレーニング内で扱いますからね。キャリア理論の4L理論は、キャリア=仕事ではなく、キャリア=人生全てという考えの元、Labor(仕事)、Love(愛)、Learning(学習)、Leisure(余暇)の4つのLをバランス良く組み合わせることでより良い人生(=キャリア)になるという考え方です。

この理想のバランスは、年々変化していくものです。1年後、3年後、5年後にどんなバランスで、どうありたいかを整理することで、今優先するべき軸や今すべきことがより明確になります。

私はこのバランスを考えた時に、30歳半ばには仕事(Labor)の比率を下げて愛(Love)や余暇(Leisure)を増やしたいと思ったんです。そうなると、35歳までには1人目が絶対欲しいなと。結婚してから1-2年は夫婦2人の時間もほしいから30歳までには結婚したい、と考えて、結果、27歳から婚活を始めて、30歳に入籍しました。

ー計画的!理想がちゃんと叶っていますね…!

そうなのです。「いつまでに」が見えていると動きやすいんですよね。タイムリミットが決まったら、次は「どんな家庭を築きたいか」のHOWの部分を決めて、パートナー探しになります。

理想の状態をイメージして、譲れない軸を決める

ー「どんな家庭を築きたいか」ここを考えるのが難しいと感じます。あれもこれもと思ってしまったり…。くみさんはどう考えたのですか?

自分にとって何が本当に大事か、どこまでなら許容できるかを定義するのがおすすめです。この考え方は、実は仕事選びと一緒ですね。転職活動の軸と同様に、軸を3つほど決めていれば選べるかなと思います。

ー仕事と同じ。軸はどうやって考えるのでしょう?

過去を振り返って、何がうまくいって、何がだめだったかを振り返ると、そのうち自分の中で絶対に大事にしたい価値観が見えてきます。

結婚相手の場合、大事な観点として「自分はどういう人といたら居心地がいいか」が挙げられると思っていて。私が過去の恋愛でうまくいかなかった時は、これが逆だったんです。本当は自分で意思決定して決めることが好きなのに、グイグイリードしてくれる俺様タイプがかっこいいし好きだと思い込んでいて。デートプランも食事のメニューも全部決めてくれるような。でも、私って友達だとどんな人と仲が良くて居心地が良いかを考えた時に、自分が率先的に提案したことをいいね!と賛成してくれる人の方が好きだなと気づいて。

ー恋人じゃなくて友人や家族にちょっと視点をずらして考えてみると、また新しい気付きがありそうですね。

そうなんです。私が心に留めているのは「恋愛は非日常、結婚は日常」という言葉で。結婚したら、風邪をひいて、もうお風呂も入れない、グダグダな姿を相手に見せなきゃいけない。トキメキ・ドキドキが止まらない相手の前では見せたくないわけじゃないですか。だから、結婚生活は日常生活をいかにストレスなく送れるかが大事。なので、一緒にいて疲れない人という軸はすごく大事だと思うんですね。

実は、会社選びも同じです。事業が良くてもカルチャーが合わないと、居心地が悪いですよね。会社も人と人との関係性で成り立っているので、見るべきポイントだと思います。

ーなるほどです…。長く一緒にいることを考えると、自分にとってどんな状態が居心地がいいかを軸に据えるのが良さそうですね。

そうですね。ただ、理想をガチガチに縛りつけるような条件だと、結局そんな相手はいない!となるので(笑)。

私の場合は、「食べ物の好き嫌いが多すぎないこと」「仕事を前向きに頑張っていること」「家族に対して思いやりがある」。本当に、それくらいだった気がしています。

逆に、ファッションセンスがいまいち、趣味が合わないって、自分の関わり次第で変えられると思いませんか。許容できる範囲を広めに決めて、そこがクリアしていたらどうとでもなる、というマインドで相手を選ぶことが大事だと思っています。

好きな女性のためなら・・と合わせてくれる男性は多いので、自分のことをちゃんと好きになってくれる人の中から選ぶということも大事だと思っています。

ー自分の関わりで変えられる範囲かどうかを問うのですね。

1人で考えるのは難しい。だからこそ、専門家に頼ろう。

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ーここまで、子供がほしい、仕事が好きな女性に向けて、ライフイベントを踏まえたキャリア設計についてお話していただきました。くみさんからキャリアでまさに悩んでいる女性の皆様に、メッセージをお願いします!

私が思うのは、これらを1人で考えるのはとても難しいということ。

恋愛でいうと、どうしても「この人が好き」という本能に従いたくなりますよね。相手のいいところばかり見て、そうではない部分から目をそらしてしまいがちです。結果、うまくいかない自分を責めて、自己嫌悪になったり、恋愛自体に消極的になってしまう。

仕事も同じで、「この会社良さそう」「この仕事楽しそう」という本能的な直感に従って選択してきていませんか?その結果、自分の強みが活かせず、自信を失ってしまっている方が多くいます。

パートナー選びも、仕事選びも、「相性」が大事です。相性の合わない相手と一緒にいて、相性の合わない仕事をしていると、普段の倍以上に消耗してしまいます。

自分に合った選択をするためには、本能だけでなく理性にも耳を傾ける必要があります。失敗要因も成功要因も過去にあるので、それらを紐解き、整理していくのが我々キャリアの専門家です。

1人で悩まず、ぜひ私たちポジウィルキャリアに相談してみませんか。

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